痴漢冤罪、本当に難しい

激混雑の埼京線とか、手をどかすだけでお尻触ってしまいそうな車内で
すっごく気の強そうな女性に「こいつ痴漢!」って言われて、ここに書いてあることを
順序良く、かつ冷静に行動できるか?といったら、非常に難しいよね。

仮に行えたとしても、時間帯や当直弁護士が出計らっていたら。けっこう大変だと思う。
30分くらいなら待つかもしれないが電車ホームで石のように立っていてその周りに警官と駅員。
当然、自称被害者女性もその場にいたら、常時ラッシュアワーの山手線、埼京線だと人だかり。
そりゃ警官は「貴方の意思は尊重するが他の乗客の迷惑になるから」と強引に連れて行こうとする
可能性は十分あるし、それを拒否したら公務執行妨害として別件逮捕される可能性だってある。

運が良ければ30分以内に来てくれた弁護士が仲介してくれて、自称被害者側が告訴の用意があると
言わなければ無罪放免になる可能性はあるけどさ。そんな都合のいいように話が進められるか・・・

弁護士代だって馬鹿にならないだろう。出張料、弁護士料をあわせれば20~30万円以上は取られる可能性がある。もちろん加害者呼ばわれした自分が自称被害者を相手取って裁判するか示談交渉しなければ、弁護士料はすべて自腹。20~30万円といったら1カ月分の給料並み、けっこう痛い。



俺個人で気を付けていることは、
1.女性を避ける(電車内)
・化粧が濃い
・見た目(外見)が濃い、ケバい
・肌の露出が多い
・ヤンキー風またはヤンキー集団
2.両手は吊革、手すりを持つ
3.両手は自分の肩より上に出しておく
4.空いてる席があれば座り、両手はお腹の前で組み、寝る
5.ゲームをする
6.女性とは目を合わさない
目が合いそうなら自分から目をそらす

といった感じのことを注意している。


一方で、じゃあ本当に被害に遇った女性は?ということも考えてあげないといけないことになる。
加害者が白を切り弁護士を呼んで被害者女性をコテンパンにしてしまったとしたら。
それこそ冤罪を越えた問題になってしまう。

やっぱりどういう状態が「痴漢」であると言えるか?を明示する必要があるのではないか。
例えば あくまで俺の考えでしかないが・・・
・お尻、臀部、股間、乳房に対して接触がある
・加害者の身体いずれかの部位を利用または道具を用いていること
・被害者が触れられているという感覚にあり、
その行為は 圧迫する、すりこむ、擦るという行動であること
・上記の状態が少なくとも30秒~1分以上継続すること
といった感じで具体的に明示することが必要ではないかと思う。

じゃあ29秒なら痴漢じゃないんだとかっていう水かけ論になってしまいそうだが、そこは
識者の方たちが話し合って決めてもらうしかない。

冤罪問題がでてから15年ほど経つ。
なのにいまだにこの問題が取り上げられているということは、今でも冤罪が減らないということ
にほかならないのではないだろうか。
ウィキペディアに「警察が検挙しやすいため」という内容で警察を暗に批判している部分があるが
それもあると思う。
同じくウィキに木村弁護士、本村弁護士が「逃げる」を最良選択肢としているが、この弁護士らは
なにを言っているのかと思う。屈強な警官がすぐそばにいて逃げ切れると思っているのだろうか。
逃亡で痴漢とは別の罪が科せられる可能性のほうが高いのではないだろうか。
また同ウィキには冤罪が起こりにくいように捜査方法になってきているとある
・DNAや繊維の残りなどの判定を勘案する
・駅構内を撮影されている監視カメラのビデオ

確か一時期、電車内にもカメラを設置するかどうか検討されていた時期もあったように思う。
その後それはプライバシー問題があるということで設置されないことになった、だったように思う。

話飛ぶが、自分はその意識なくとも例えば泥酔していたりしたら触ってても意識はない。
当然泥酔しているから意識が殆どなく、弁護士を呼ぼうという考えも浮かばない。
ここまでよっぱだともう逮捕されて当然だって言えなくもないが・・・・


本当に難しい話だなあ。ということと、なんでここまで混雑しているの!?という
東京一都集中型の日本に呆れる。



突然「この人,痴漢です」と言われたら|sho_ya|note
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