アイドル

小さい子供が街中で踊り狂うように燥いでいる光景を、たまに見る。

でもあれは内にある燃料を燃やしているだけで、生産的な燃やし方が分からないからああゆう踊り狂うような姿になっているだけだ。と俺は思っている。

 

アイドルとは今の言葉で言えばインフルエンサー型歌手・芸能人である。
ソロアイドルとは文字通りひとりで芸能活動するアイドルである。

 

歴史を紐解くと、

ソロアイドルは2000年半ばを機に衰退したと言われ、その頃からグループアイドルが隆盛を極め始めた。

1971年からの第1期ソロアイドル時代

ソロアイドルが量産されたのは公開型オーディションTV番組「スタア誕生!」(1971~1983年)や、東宝シンデレラ1984~)などのオーディションが量産されたからだ。

山口百恵松田聖子中森明菜らが生まれている。

第1期グループアイドル時代

その後グループアイドルのオーディション兼バラエティ番組、TV番組「夕やけにゃんにゃん」(1985~1987年)で「おニャン子クラブ」が誕生し、その中からユニットが複数うまれている。

第2ソロアイドル時代

1990年代~2000年半ばまでにある。
時代はバブル後期からバブル崩壊期にあり、芸能界は小室哲哉AVEX松浦勝人)によって安室奈美恵が生まれたことを切っ掛けに、浜崎あゆみ宇多田ヒカルなどが隆盛。

第2期グループアイドル時代

1997年にTV番組「ASAYAN」で公開オーディションが行われそこから「モーニング娘。」が生れ、その後に「AKB48」(2005~)をはじめグループアイドルが隆盛し始めた。

2024年のアイドル

正直わからない。
2000年~「Perfume」、2008年~「ももいろクローバーZ」はいまだに活躍しているものの成果物の1つであるCDがメガヒットしたなどの話は聞かない。

それそものはずで1998年からCD売上げは下がっており、2005年からはネット配信やサブスクが始まっている。

そして消費者である日本人は1989年から少子化が始まっており、1989年の出生数125万人、2016年に至っては97万人と30万人ほど減っている。2016年生まれが20歳になるのは2036年だがその頃には60万人を切ると予想されている。

同世代を±2歳としたら1990年生まれ世代の消費者層は約620万人だったのが、2036年には300万人へ半減することが予想され、そのなかでメガヒットなんてとても無理だというのがわかる。
ちなみに第二次ベビーブーム(1971~1974年)層は1006万人あった。

1990年代からとされる「地下アイドル」や2016年からの「Vtuber」もあり、2024年のアイドル事情は楽曲で稼ぐのではなく、日常的トークで視聴者を増やし会員や投げ銭で稼いでいく活動形態に変わっていっている。

 

アイドルという存在

2024年、いやもう2010年以降は国民的アイドル(超大多数集権的な存在)は生まれなくなったと思っている。
もちろん個々が好きなタレント、歌手、役者などはいるだろうし、対象の芸能人をアイドルと思っている人は少なからずいるだろう。

しかし1970~2005年ごろまでの熱狂的存在はCD売上げの下落、メディアの多様化・寡占化によって分散されすぎ、2000年からマイノリティが謳われ始めてより分散が急激に進んだ気がする。

日本でインターネットサービスが生まれた1993年以降、人間関係を築くファームが集団から個人に変わり始め、いまはほぼ個人になっている状況を思うと、1970年代視点でいうアイドルは完全に終焉していると言えそうだ。

 

 

 

 

LGBT」という言葉は、いつから使われ始めたのか知りたい。 | レファレンス協同データベース
https://crd.ndl.go.jp/reference/entry/index.php?id=1000326907&page=ref_view

 

小泉今日子 家族で密葬も…最愛の長姉「がん急逝」の悲痛 | 女性自身
https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/1611948/

小泉今日子:亡き父との思い出語る 「本当にウマが合った」 - MANTANWEB(まんたんウェブ
https://mantan-web.jp/article/20160424dog00m200007000c.html

小泉今日子が旦那の永瀬正敏と離婚した理由やその後の関係をご紹介! | 芸能人の裏ニュース
https://xn--u9j5h1btf1ez99qnszei5c8ws.com/koizumikyouko-dannna/

「『なんてったってアイドル』を歌うのは嫌でした」 小泉今日子 30年の軌跡 - 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2703M_X20C12A3000000/