日弁連は死刑廃止をどうして急ぐのか

と言うのが俺個人的な疑問だ。
しかも東京オリンピックの年、2020年をターゲットにしているのも気持ち悪い。

言っとくが日弁連は司法の立場であって立法の立場ではない。
いくら政治圧力団体であっても日弁連が立法することは地球が逆さになってもあり得ない。


死刑制度廃止はEU諸国が率先して進めているが、米国、中華、ロシアといった大国には
いまだに現存している。
EUからの圧力に屈して死刑制度を廃止しようとしているなら愚行にしか見えない。
そればかりか死刑廃止するから終身刑を導入しますとかアホの沙汰としか思えない。

どうして死刑を廃止しないといけないのか?
どうして終身刑を導入しないといけないのか?
これまでなら死刑相当だった加害者・被告者を死刑にしないことで、被害者の心身をどう
するのか?加害者の全ての財産を現金化して被害者に渡すにしてもたぶん100万にも
満たない現金では満足できないだろう。懲役の中で稼ぐ金なんて1個数銭と言うレベルなのに
24時間365日働いても年間3万円にもならないんじゃないか?そんなの被害者がもらっても
有難いと思えないし、むしろ要らないと突っぱねてしまう可能性の方が大きい。

終身刑の者を絶対に外には出さないと確約すると言えるのか?


俺は今回の日弁連の話は、もちろん過程はあるだろうが一方的で透明性が乏しいとみている。
地区ごとに議論を積み重ねることをやっているように全く見えない。
被害者はもちろん、加害者側の家族・親族の意見もきっちり聞いたのか?
死刑を廃止したことでその国はどうなっていったのかもちゃんと考えて言っているのか?など。

クローズドなところで死刑廃止を結論付けられるのは一番腹が立つ。
国家資格を得たから神になったとでも思っているの?何様なの?と。


もっと細かくプロセスをもって議論に議論を重ねてやるべき。
年度の目標を掲げるのは悪いことではないが、30年50年かけてでも丁寧に出すべきことだと
俺は思う。


「冤罪で人が死んでも良い」という弁護士の意見を見て、この社会に死刑制度が存在している理由をひとつ思いあたった - 法華狼の日記
<http://d.hatena.ne.jp/hokke-ookami/20161008/1475969676>

日弁連 死刑廃止目指す宣言採択 反対意見で紛糾も | NHKニュース
<http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161007/k10010721891000.html>