法だけの議論だけでなく、遺族に対する配慮が足らなすぎる

俺の周囲にも死刑は廃止すべきと言っている人はいる。
じゃあ最愛の家族を殺された遺族に対してフォローはしているのか?といえば
ほぼ全く何もやってないのが実状だ。俺はここを問題視している。

俺は法律の専門家ではないので言及はできないが、
それでも法の基本法則として
「疑わしきは罰せず」
というものがあるが、死刑問題で取沙汰される最大のポイントは「疑わしきでも死刑」
としている過去があり、それが繰り返されているじゃないか。という点だ。

その後判決の判断ポイントは修正されてきているだろうが、冤罪の可能性が残っている
これが死刑を存続させるか否かの最大のポイントだと思う。


もし司法、裁判所側が「疑わしきは罰せず」を徹底できるのであれば、
俺個人は死刑はありだと思っている。
死刑の1つ下の刑罰は懲役15年だが、刑務所内の態度成績が良ければ
その半分~2/3で出所できてしまう。これでは出所した元受刑者が済む
地域は生きた心地はしない。
仮出所のない一生刑務所暮らしをさせる処罰刑があるべきだが、今はそれもない。

結局いまのところ加害者への配慮はあるが、被害者への配慮がない。
それで死刑だけは廃止というのは有り得ない。


どんなに時間をかけてもいいから何故廃止しなければならず、被害者や遺族への
配慮を十分盛り込んだうえで死刑廃止をしなければ、結局言葉だけが先走って
有耶無耶にされてしまいそうでここが一番怖い。
ただEUから死刑廃止を要求されているからやります、では困るわけだ。

何年かけてもいいとは言ったが、それdめお2年3年に1度に途中経過を報告させて
その間にも出る死刑判決は「疑わしきは罰せず」の原則を守ったのかどうか?も
評価すべき。
終身刑という言葉だけ先走っているが、終身刑には仮出所ありと無いものの2種類
あることもアナウンスすべき。


ちゃんとしたアナウンスをやってないのに天使のように死刑廃止を訴えられても大変困る。



「死刑は国家による殺人」「憲法に適合するか考えるべき」弁護士らが議論 - 弁護士ドットコム
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