情シス視点というだけあって、認証システムの情報？は結構あって
知らないことがたくさん書かれていたのでとても気に入った。
LDAPやADは一般的に広く有名だが、ADDSやADFS、okta、OneLogin、PingFederate、Auth0、SAML
そして著者が絶賛するFIDOと、もう星の数ほどあるんじゃね？くらいの認証システムがある
ことに驚いた。そういう意味では情シスって大変だったのねｗ
まあMSは昔からオフィス用PCとして４０年やってきてる企業なので、その辺の客現場からの
問合せは山のようにあると思うのね。だから意識したくなくても意識させられてしまうんだと。
顔認証や指紋認証がいつジェイルブレイクされるかは知らないけど、それまでには結構な時間が
かかると思うし、顔認証や指紋認証を統制管理できたなら悩みが一気に解決するのは
夢の話であることは俺にもわかる。
Appleはまだまだコンシューマ視点に立ってでしか見れてないのが原因だと思うよ。
でもその代わりコンシューマ視点の目があったからiPhoneの成功があったとも言える。
やっぱりオフィスPC＝OSはMS、Windows。という図式がある以上、オフィス用PCに力を
入れることはAppleとしては難しいんじゃないかと。
たぶんこの著者のように不満を抱いている企業の情シスは世界中にあるはずなので
Appleと直接取引している企業からは要望が出ていると思うんだよね。でもやらないわけだから
そこにリソース割いてまでやりたいと思ってないのだと思う。
Appleが毎回OSバージョンアップ率はAndroidよりも上だと言って自慢しているけど、
Windowsも同じくバージョンアップに旧世代利用者は敬遠する傾向にあるのは事実。
だからいまだにIE6～8という俺からすれば化石ブラウザを平気で使っている企業が残っている。
そういう中でFIDO（顔認証）なんて使おうとする企業は本当に一握りでしかなく、そこにAppleが
投資するかと言えばNOだろうとしか言えない。
ただでさえ１基４０００円もしなくなったバーコードリーダーでさえ投入したがらない企業もあるのに
指紋認証や顔認証装置を入れたいと思う企業の数は知れてる。
でもまあAppleには複数の企業から要望が届いているはずなので、今後Appleが
企業にも好まれるハードウェア企業としてなりたいのであれば、認証システムを
統制できるシステムを構築していくとは思う。
新型MacBookProに絶望、情シス視点でしか見てないから | ロードバランスすだちくん
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