しっかり調べている感はあるが、考察・結論が薄すぎる

問題と、背景(理由)と、結論(提案も含む)が、十分になされてない感がある。

豊富な資料、データを収集されていることは褒めたいと思うが、特にどこかの出版社に属している
わけじゃないのだろうから、もっと問題に切り込むべきだと思う。

批判の理由は
・働かざる者は食うべからずという理念があるから
ネガキャン(給付金でパチンコ言ったりしている等)が先行してしまっているから
・十分利益を得ている人まで誤給付している
と言う理由があるから。

そこは政民官が一体となって誤解の払拭、正しい理解への宣伝、行政側のミスゼロの徹底があるべき
だと思う。

最近、給付額を減らすという話があがっていたが、そんな簡単に決めていいのか?とも思う。
充てる税金が年々増えて膨大になっているから減額するというのはいいのだが、じゃあ寝たきり
しているような人にまで減額するのか?となると、疑問を感じる。

国はもっと生活保護について正しい知識、情報を、公共の電波やネットを使って宣伝すべきだし、
生活保護給付について、新規申込みは厳格にするだけではなく、継続希望者に対してはより厳格な
基準を設けて行うべき。

思うに、生活保護給付制度の判定基準が自治体によってまちまちだったり、判断基準が不明瞭な点も
批判者を増やしている要因の1つだと思う。
「これだけ厳格にチェックしています」ということを十分宣伝し周知させれば、ここまで大きな批判は
出ていなかったと思う。


俺はネトウヨやネット民が煽ったからというよりも、政府や行政の不作為が原因じゃないかと思う。



なぜ日本人の3人に1人は「自力で生活できない人を政府が助ける責任はない」と考えるのか - 斜め上から目線
< http://d.hatena.ne.jp/amamako/20130223/1361554150 >