法律に反する。からモラルとしてどうなのかを正しく規定すべきステージへ

別府市が撤回したことで、法律に関しては解決した。
しかし。
仕事に就けない、収入がないことなどを理由に生活保護が与えられているにもかかわらず
ギャンブルに利用するのは本人が行うべき義務を果たしていないと批判されるのはうなづける。

生活保護の給付を受けるには、それなりの高いハードルがある。
例えばマンションに住んでいたとして、そこで暮らしたいといっていても、安アパートに引っ越せと
要求されることもあるようだ。
なのにギャンブルをやっててもお咎めなしというのは矛盾を感じる。


もちろん40代50代になればやれる仕事は限られる。それでも仕事をみつけて
やりたくない仕事でもやるしかない。なのに拒否してやらないのは駄目だと思われる。

今後、国会や省庁で更に生活保護に関する規定の見直しが図られることになるだろうと思う。
その時に、生活保護の給付は、受給者の生活運営を矯正するためのもの、という意味を
もっと色濃くしていく必要がある。

もちろん体が不自由や親の介護で働きに行けないなどの理由は当然あると思うので
そこは温情的に扱う必要はある。


別府市側は折れたが、今の世の中の流れとしてやったことは悪いことには思えない。
結果的に法律解釈が不十分だったことが敗因だと思う。


別府市「パチンコで生活保護停止」を中止へ、弁護士「当然のこと」「調査も不適切だ」 | ニコニコニュース
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