クラウド化と管理だけすればいいようにすること

もう既に一部のサービス(書籍ではない)は始まっている。
ゲーム機だがXBOX360は一度購入したら、ハードが変わってもユーザーが同じであれば再度ダウンロードができるようになっている。つまり半永久的に利用できるようになっている。

「ユーザーとソフト」という2者関係のシステムしか作らないから弱いのであって、「ユーザーとソフトと管理」の3者関係のシステムを作れば強くなる。三本の矢にすれば良いわけだ。
更にインストールしたソフトと定期的に通信させておけば、非正規が否かも管理できる。

勿論容易い事ではないし、システムを組むのは最低でも2年はかかるだろう。
しかし1度作れば多くの既存作品をソフト化できる。


じゃあなぜそれをやらないか。それは書店への配慮があるからだ。

100人いて100人がデジタル書籍しか扱わなくなることはないだろうが、それでも30%はデジタル書籍に移行してくだろう。じゃあこれを書店の立場に立って言えば、利益が30%下がる、ってことだ。
利益が下がれば街角の書店はやっていけなくなる。大手書店もかなり厳しくなるだろう。



東野氏らが提訴したのは自炊代行業者であるが、提訴する裏に書店の姿が少し見え隠れする。
紹介ブログの記事を読んでそう感じた。



[参考元]
これから本を買う時はなるべく電子書籍で買おうと思う理由 - もとまか日記乙
< http://d.hatena.ne.jp/moto_maka/20111222/1324499130 >