実際にそうした者をクビにするか否かは別にして、規格に合わなければ捨てる
というのは経営側の本音だと思う。
ただもう少し先を見越して考えると、高木氏の発言は将来的には良くない。
なぜならその論理は対日本人だから良かった話だからだ。
米国、中華の人は、権利のある休みは休暇。と言う考え方があるからだ。
これから少子高齢化で、どんどん新卒が減っていく。
当然お金がある会社は、東大卒なら初任給から30万、50万だして人を採るだろう。
しかし中小、零細企業では、そんな給料なんて払えない。じゃあどうするかと
言えば外国人を雇うしかなくなる。
外国人を雇うと言う事になれば、日本の旧来の仕来りみたいなのは無い。
文化、風俗に温度差がある人に日本の価値観を押し付けたら、すぐに辞める。
高木氏が言うのは、自社が上り詰めてきたと言う自負があってこそ。それと本
音が出たのだろう。
経営側としては規格に合わないものは捨てる。これは当然至極の話。
しかし違った見方をすれば、「寝食忘れてでも仕事しろ」という理念の黄昏が
来ていることを指すと思う。なぜなら社会全体がそういう流れなら、役職者が
わざわざ言う必要が無いからだ。
周囲が育児休暇だのxx休暇だの言うようになって、自分の価値観が崩れてい
く様子を見て辟易していたのだろう。
無駄は省く。当然だ。
しかしそれがこれからは通用しなくなる時代になっていくのも、当然の話だ。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080427-00000002-jct-soci
「休みたいなら辞めろ」発言は言語道断! 連合会長、日本電産社長を批判
http://www.j-cast.com/2008/04/26019537.html