自分たちの威厳、どこまで。

大企業と小企業では給料が違っても仕方がない。
しかし方や年収200万、他方は1400万という開きは、あり過ぎなのではないか。
(肥留間氏の記事に下請け会社年収が40歳平均とないので不正確だと思うが)


しかし制作費5%落としてでも自分たちの給料は現状維持。というのは、考え
方がおかしいと指摘ざるを得ない。

制作費が300万円なら15万円減らされると言う事だ。15万円は高卒女子の月給
にほぼ等しい。つまり人を一人削って作れ、という事と言い換えられる。


格差社会という言葉はマスコミ言葉だと俺は思っているが、もし実態があると
するなら、こういった所にあるのではないかと思う。

先日の朝まで生テレビ(テレ朝)で格差社会派遣社員について話があったが
「スキルをつけないからだ」や「失業率を改善するのも格差是正の1つ」と言
う意見があった。確かに勉強しなかったから悪いんだ、失業率を上げるのも、
無所得者を無くすことも意味はあるだろう。

しかし、親会社や元請け会社の都合で、中小企業にしわ寄せが来て、それゆえ
格差が広がっているのであれば、スキルだの失業率だのという話とは、別。

肥留間氏の記事だと、元請けは一切自分の身を痛めず、下請けばかりに苦労を
強いるのは不公平、不平等すぎる。



話がそれてしまったが・・・
TVについては、更に視聴率は下がるだろう。だって見たい番組がない。
お笑いは爆笑問題やくりぃむしちゅ、小島よしお。ドラマはSMAP
どの局ひねっても同じ出演者で、内容も似たり寄ったり。これじゃつまらない
と感じられても仕方がない。

更にTBSや日テレのような不祥事が続けば、嫌気は更に増す。

それより2chやニコ動を見てるほうが楽しいし、何よりプライベートはメール
とDSで忙しい。TV見なくてもネットでニュース、天気の全て分かる。



TV局は、自分たちが置かれている場を直視しようとせず、苦難は下請けに任
せている。これでテレビが良くなるとは思えない。

北野武も「テレビというものの限界」と低視聴率が進む現状を認めている。






肥留間正明の芸能斜め斬り フジは制作費5%カット テレビ局の大不況
http://npn.co.jp/article/no/10113104/