日本の広告業界6兆円超。しかし

アメリカは23兆円、
中華は9兆円
韓国は1兆円
2017年度時点で日本は世界第三位につけているが、既に中華に越されているという事実。

日本国内で言えば、TV広告が1兆9千億(NHK受信料の
6769億円
6769億円は除く)に対し
ネット広告は1兆7千億と、その差2千億円まで肉薄している。

このブログでは何度も言っているが、俺個人はここ7年ほどTVなしでネットだけの生活をしている。
もちろんホテルやサウナのような公共場所でTVがあれば見ることはあるが、自宅では1分たりとも
TVを見る生活をしていない。
広告額の推移をみるとネットを見る人が増えてきているだけでなく、ネットを日常メディアとして
使っている人が増えていると言って良いのではないだろうか。

インターネットのことをネットと略して言っているが、そのインターネットが始まったのは1993年ごろ。
その後デスクトップパソコンの主要OSとして発売されたWindows95の発売でネットが一気に普及。
しかしネットで閲覧できるコンテンツといえば1995年~2005年の10年間は殆どが静的コンテンツだった。
そういう中で2006年ごろから動的コンテンツが始まった。
2006年にYoutubeニコニコ動画などがサービス開始。
2007年5月にYoutube自身が高視聴数ユーザーを優遇する「YouTubeパートナープログラム」を開始。
同時期にニコニコ動画ボーカロイド初音ミク」を使った動画の視聴数がミリオンヒット。
2008年、iPhone発売
2009年、NHKが「投稿!DO画くん」コーナーを朝のニュース枠で始める。
同年  androidスマホ)発売
2010年、Youtuberの雄、HIKAKIN氏が視聴数100万超え
2012年、格闘ゲーム世界大会「EVO」が始まる。(e-sportsの草創)
2013年、Netflixが独自コンテンツ製作、配信を開始

動画コンテンツ自体は昔からあったがポータル、集約して扱うサイトはアダルトビデオを除いて皆無だった。
それが2006年から動的コンテンツが中心になったことで出稿量が増えたことが
TV広告出稿額に匹敵する内容になったのだと思う。

これを手助けしているのはやはりモバイル端末の拡大。
小学生、幼稚園の子でも今はスマホを持っている時代。一家に一台から一家全員が持つ時代になり
一方でTVを見ない人が増えてきていることもネット広告へ出稿する企業が増え、金額も増えている要因だと
思う。

それでも。それでも中華に劣っている現実。
人口1.2億が人口14億を相手にすれば当然なのかもしれないが、正直不安しか感じない。

福山雅治が中華SNSをやっていることがニュースになってたが、こういう事情を見ると
嫌でも中華をマーケットとして見て、いろいろ厳しく酷い規制があれど、営業活動の場にせざるを得ない
それが現実。