署名を集めるより管理会社をつくるべきでは?

[TPP発行で著作権保護が70年に 作品の死蔵を防ごうと署名活動が始まった(BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース]

って思うけど。

楽曲はJASRACなどが著作権料の回収代行業を行っているから、管理はできてる。
しかし映像はJASRACのような管理組織がいない。
映像は製作会社か配給会社などホルダーとなって管理しているが、特定作品の中の担当者が
今どこで何を?ということは追跡管理までは行っていない。と思う。

JASRACのような組織がある日本は珍しい方で、アメリカでは当事者(著作権者)か
代行者に問い合わせるのが一般的らしい。
なので映像分野にJASRACのような組織がないのは別にオカシイ話ではない。

しかし。
相手が登記のある企業でないと相手をしてもらえないケースは多々あり、幅広く利用されるには
個人でも相手をしているJASRACのような窓口は必要だと俺は思う。


もう1つ。
楽曲でもそうだが、非常に権利項目が多岐に渡っている。原盤権、演奏権などがそうである。
楽曲でさえ複雑なのに、映像はもっと複雑になるのは目に見えている。
大金を払っても利用したいのに権利者がいない、既に亡くなっていて子孫に権利が渡っていて
誰と交渉すればいいのか分からない。
これらのケースで死蔵で使えないデッドコンテンツがあふれてくるのは目に見えている。

代行業者に委託をするにしても、やはり委託料がかかる。
委託料以上の儲けがあれば委託したいと考えるだろうが、そうじゃない場合は委託したいとは
考えないだろう。結局は死蔵が増えることになる。
だから委託料は取らず、