著作権違反サイトのフリーブックス

フリーブックスとはこういうサイトだ
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で、問題はGoogleで検索するとトップにでてくる。
これはGoogleが何も対策をしていないだけでなく、なんで文科省Google
八分にしろと言わないのかが、更には出版社業界もGoogleに訴えてないのか?
がとても気になる。

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下記ブログ記事には「カリビアンコム方式」といっているが、著作権違反を幇助していたわけではない。
リビアンコムは、
・日本国内で性器露出した図版を出版・販売できない
・しかし海外では性器露出した出版物を販売(ECサイト)できる
・日本からアクセスできるが、海外のECサイトは日本の警察は摘発できない
というところを隠れ蓑にして始めたもので、コンテンツ自体は自身がオーナーであるので
著作権上は問題はない。

しかしカリビアンコムやFC2が摘発されたのは、今の法律では日本で製作したものをネット等を介して
海外にあるサーバへアップロード、送信したことを禁じているために、これに抵触したってことで
摘発に漕ぎつけられているため。

なので。
フリーブックスの場合、もちろん18禁マンガのうち性器露出しているものが上がっていれば
リビアンコム同様に摘発、告訴できる。しかし無ければ摘発はできない。
リビアンコムより問題なのは「著作権法違反」であるということ。
フリーブックスがコンテンツオーナー、つまり出版社や著作者と契約して対価を払っているなら
問題はないが、そうでないなら完全に著作権法違反。下記ブログでは黒だと言っている。
ここに対して文科省、出版社、著作権者が苦情を言っていないのではないのか?というのが
俺の疑念点で憤りする点だ。
でもたぶん下記ブログよりも真っ先に状況を掴んでいなければおかしく、既に法的措置に向けて
動いていて当然で、ただ公に発表していないだけだと思っているし、そう思いたい。


「音楽以外の著作権物を管理しきれていないことが問題」
音楽についてはJASRACが一手に取り仕切っている。(事実上は)
もちろんJASRACに問題がないわけではないが、不払いや未契約者に対しては取り立て屋として
機能しているのは事実だ。
しかし音楽以外については一括で管理している団体がなく、もしある漫画を利用したい場合は
個別に出版社と取引する必要が出てくる。もちろん出版社は企業相手出ないと取引はしてくれない。

漫画だけではなく動画、TVなどにおいても文化財産にもかかわらず、国や行政は動こうとしない。
それは民間が行うべきことだからという立場を取っているからだが、ならばNHKに税金を投入し更には
NHKの視聴料を税金で補うように変えるみたいな話をしていることと食い違う。
(ここが国、行政のアホさ)
だったら国、行政が率先して日本の文化財産を守るという行動をしなければ整合性は取れないし、
やるべきじゃないのか?!というのが俺の主張である。

音楽著作権もそうだが、小説・漫画、映像物は更に権利者が混雑してて非常に面倒くさいところが
管理者として手を挙げる人がいない最大の原因になっている。
映画、TVゲームなんてエンドロールに上がっている人にコンタクしたくても連絡できない状況があり
時間とお金を使ったのに結局契約に漕ぎつけられないというケースが多くあるからだ。
で。
そこは政治家が動くべきところで、そう言った場合はその人が当時所属していた会社か、親族が
代弁できるというシステムにしてしまえばいいことではないか、とういのが俺の解決案。


話が広がってしまったが、フリーブックスに問題があることは疑いの余地はない。
ネット社会になってコンテンツの違法利用が一気に拡散した。
これに国や行政、企業が追い付けてないどころか内部の意見を集約できないがために
後手後手になっているところが、最大の問題点。

性器露出AVを出してたために逮捕されたのならカリビアンコムの問題はあまりにも小さすぎる。
(半ば女性に強要してAV出演させた行為を咎める為なら意味はあるが)
フリーブックスの場合はカリビアンコムの問題の100億万倍の問題がある。


フリーブックスとは一体何なのか?
<http://anond.hatelabo.jp/20170501041533>