機械学習とAIって乱暴に言うと、

例えば1学年10クラス、男女比6:4、1クラス20名、計200名とした場合、あなたなら
どのように区分けするだろうか。

1)クラス分け、性別分けという分け方もあれば、
2)成績別、身長別、出身地区別もあるし、
3)成績+身長別っていう分け方もある。

傾向を見るので統計なのだが、3)はハイブリッド(2軸)で分けるやり方、更に言えば
3)+血液型別で3軸、更にこれを時間順にして4軸(4次元)にして見てやると、
徐々に立体的になっていく。

これをどうにかしてグルーピング化して傾向はこれだと言いたい。だけど実際2軸程度では
分けきれないし、チームAとチームBのあるデータが相手方に混ざってしまっている可能性もある。
これを数学という力でうまく処理してグルーピングすることが機械学習だったり、AIだったりする。

成績、身長・・・というのは条件なので、この条件が増えれば増えるほどグルーピングしづらくなる。
人手でなんとかできればいいのだが、データ数が数万とか数百万とかっていう数なので
コンピューターに頼みましょうというのが今のAIの基礎の部分になる。


じゃあどの基準でグルーピングするか?
ってところは結局は人の判断になる。コンピューターが判断点を決めてくれるわけではない。


ある識者がAIは統計ではない、と豪語してたが、いまのところまだ統計学ドワンゴ的な言い方をすると
統計学がいまのAI。