AIに過信しているTwitter、Google?いや、それだけ目の上のコブなだけ

Google傘下のYoutubeで、Googleの広告を詐欺広告と判断して削除していたことが分かったと報じている記事があった。

最近日本国内ではTwitterで不正のないアカウントを凍結(アカウント停止)にしていることで
色々問題沙汰になっているが、これもAI処理していることが原因だと言われている。

AIは将棋やチェスの世界ではプロを下してトップにでたと記事にされているが、実際の実務でどこまで
正確性を担保できているかというと、このレベルであるということが如実にわかる。
つまり今のAIは少し人間の手間を保管するレベルである、ということだ。

確かに10年前、20年前のAI、人工知能と言われたものと比べて大幅にスペックアップしている。
声に反応してそれに合った処理を自動でやってくれる製品もあるくらいで、GoogleHomeやソニー
スマートスピーカーは代表的なものだろう。
それでも何億、何百億ものパターンがあるものをAIで処理させるにはまだまだ十分でないのが実状だ。


twitterGoogleは、自社システムAIを過信しているのか。
という問いに俺は、それだけ業務が煩雑なゆえ目の上のタンコブでいますぐにでもどうにかしたい、と
理解した方が良いと思う。

オープンなシステム、サービスが故に、NGワードを1日に何十回、何百回と投稿する人達を、
そんな人たちのことをクレームを出す人つまり被害者を救済しようとすれば、そこにかかる人件費は
とてもじゃないが賄いきれない。それをどうにかしてAIで処理をさせたい。という強い思いが両社にあるからだ。
twitter社の売上は伸び悩んでいるとはいえ、世界中に3.3億いると言われている(1人で複数アカウントは一般的だが、それでもユニーク数1億はいるだろう)
それが毎日何件も投稿し問題投稿がどれかを見るには、とてもバイトスタッフで賄えるものではない。


気持ちは分かるし状況について同情するところはある。しかし
AIに頼るにはまだまだ早すぎる。
いまからでもサポート窓口をつくって対応すべきではないだろうか。