PS4と比べることは無意味

ゲーム専用機には汎用性はない。
後発のXBXのほうがPS4Pより上なのは当然だし、SIEが負けじと来年PS4.1PROとかPS4MASTERとか出せば
逆転されるだけ。そんなところで競い合わせても意味はない。全く無意味。

それよりも先日書いた通り、これからコンソール機をSIEとMSがどう考えているか?が重要だ。

MRは育成中だからと時期を窺っているMSと、先人切ってVRを進めるSIEの違いは
対極的に見える。しかし俺は常に言っているように、劇場映画でさえいまだに舌鼓をうてるほど
素晴らしい3D映画に出会ったことが無い。つまりまだまだ3Dに関するノウハウ、知見が十分とは
言えないということの表れだ。


リアルに勝る3D体験はなく、同等であっては3Dコンテンツの存在意味はない。
リアルを超える3Dコンテンツがなんなのか?を、最適解を見いだせなくとも、手掛かりを
掴めそうなところまで来ないと本当の意味でのヒットコンテンツは来ない。
つまり3Dコンテンツがリアルを追い求めることに意味はないということだ。
それが何なのか、どういう表現をすればいいのかは俺も分からない。だけどそれを
探求し形にしなければ3Dコンテンツが本当の価値あるものにはならない。


ゲームコンソール機は今以上の市場になっていくのは難しいと思っている。
中華やインドという超巨大マーケットで日本円で5万円もするハードウェアが
飛ぶように売れだせば変わってくるだろうが。それ以前にスマホの牙城がある。

コンソール機の存在価値をどこに見出すのか。
あくまで売上重視とするか、芸術としてみるか、それ以外で見るか。
非常に難しく困難な時代に来ていると思う。


[E3 2017]西川善司の3DGE:Xbox One XはPS4 Proと何が違うのか - 4Gamer.net
<http://www.4gamer.net/games/990/G999025/20170613135/>