完全クラウド移行派と完全互換派に分かれる様相

[次世代プレイステーション”PS5”2019年の発売はなし ファミ通]

だと思うね。
そもそもXBOXONEは、SteamのようにDL販売に軸を置いた販売に移そうと考えてたコンソール機。
それがMSのプロモーションが糞下手だったせいに、SCEに足元すくわれて完全にPS勢に
お得意様ユーザを引っこ抜かれた。

2013年末に発売されたXBOXONE、PS4 は、丸5年経ち今年6年目。
2016年にはスペックを上げた上位機種としてPS4 Pro、XBOX ONE Xが発売。上位機種から数えても早3年ほど経っている。

その最中の2017年、Steamで超ド級ヒットしたのが「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」(PUBG)だ。
Steamでヒットしたタイトルは少なくないがコンソール機(家庭用ゲーム機)の売上を抜く
全世界で累計3600万本以上をセールスしている。
「売れるんだ。PCゲーごときが・・・」
そう誰もが思った歴史が起こった。


更に言うと、ここ数カ月いや1年ほどは、PS4で買うタイトルの9割以上はDL版を買っている。
ディスク版を買えばパッケージ、オマケなどついてくるのだが、やはりロードが走っている最中の
シャカシャカ音は絶えられない、イラっとするからだ。
俺のように思う人は少なからずいるのを知っているので、ライトユーザーならディスクで買う人は
多そうだが、ヘビーユーザーだとDL版を買う人が多いのではないかと思う。
もっと更に言えば、若い人はPS4ではなくSteamで遊んでいる人は少なくない。


音楽CDは、1曲で買われると単価が安いので稼ぎになりにくいというデメリットがあって、
マキシシングルを、アルバムを買って欲しい!という製作者側の思いがあるのは分かる。
しかしゲームタイトルに限って言えば、パッケージ版もDL版も売値は同じ。しかも音楽のようにシングル曲と
アルバムという2パターンあるわけではない。ゲームは常にアルバムを売っているようなもの。

けっこう昔だがUBIソフトの日本営業所社長が言っていたが、ディスク版もDL版も売れてる本数は
大して変わりがない、と言っていた。
いまも同じだとすれば、じゃあなんでディスク版を売ろうとしているのか。
理由は、販路がSIE経由に絞られてしまう、営業・販売の観点があるかだと思っている。

とはいえゲームソフトの流通網ってそもそも限られており、販売元の利益率を上げてくれる
卸業者なんて殆どないに等しいと思う。それでも時と場合で、流通業者と交渉ができるメリットは残っている。
しかしDL版だと流通網はSIE網しか使う道がない。
ただでさえロイヤリティでSIEに取られているのに、更にSIEにマージンを取られてたらと思うと
開発、発売、販売をするメーカー、デベロッパーのモチベは下がりやすいかもしれない。

だからPCゲー業界ではSteam独り勝ちに嫌気を指したUBIが、最近EA系のOriginに流通させると言い始めた。
どこのメーカーが自社でDL販売してはダメと言う約束は無いと思うが、実質PSはSIE、PCはsteamが
独り勝ちしている状況で、業界目線で言えばあまり健全な競争市場だと言えない。


たぶんこの先、誰もが、どの企業でも、自社のDL販売網を持ち、DLを行うサーバ類も自社が管理して
SIEやSteamはプラットフォームだけ貸す形態になっていくのが好ましいのではないかな?と
個人的には思う。


で。
PS5の話が出てるのはE3が約2カ月後に迫ってきたこともあると思う。
ただコンソール機はもはやスマホを超えることは多分無理だ。
ガッツリとゲームをする層が減ってきているし、ただでさえLINEやtwitterとSNSで消耗する毎日なのに
ガッツリゲームする暇がない。

以前触れてたと思うが、次世代機を出すのならそれはもう「スマホ」を出すべきだ。
任天堂switchのようにクレードルに挿せば大画面で出来る。というような形になっていくのが
ベストだと思う。
俺が思うのはスマホ型で遊ぶときは日頃電話としても使うスマホをそのまま流用。クレードルに挿せば
4K8Kの超美麗グラフィックで楽しめる。という2段階式の構成で遊べるタイプがベターだと思う。

スマホはそもそもがDL版しかない。ディスク版なんて売ってない。
そう思うと、スマホに専用アプリを出し、自宅でガッツリ遊びたい人にアクセラレーター的な
ドッグを使ってもらう。これが良いと思うんだけどね。