息を抜く事は必要。ヒットメーカーであり続ける必要が無ければ。

宇多田ヒカル氏作品の特徴と言えば、エッセイを読んでいるような詩と、透明感のある曲が特徴だ。

リエーターは時として、また人によって頻繁に、スランプに陥る。
原因は幾つもあるだろう。その要因の1つに所属会社から「早く作れ。売れる曲を作れ」の声がある。
リエーターはライン製造機じゃない。追い込まれて出来るときもあるが、そうじゃない時もある。
リエーター全てが職人ではないし、この2つの言葉が同じ言葉だと勘違いしている人の多さは俺個人体感している。

ただ、いくら文句を言おうと、世の中の流れは変わらない。

芸能人として生きている以上は、人気商売だ。
本人がどれほど素質があっても、多くの人に知ってもらわなければヒットメーカーにはならない。
売れる時期を手繰り寄せ、逃がせられない。


宇多田ヒカル氏が言う「何もできない」とは何を指しているのか、俺には具体的に分からない。
一芸に秀でている人と言う意味で言ったのなら、そうじゃない人が多いだろう。
語弊ある言い方だが普通のおばさんは、何もしてない訳じゃない。家事、掃除、洗濯。結婚していたら育児もしなければならない。町内会やPTAで、限りなくボランティアに近い仕事をしていることもある。
おばさんになっても仕事はたくさんあるし、嫌々でもしなければならないことは山ほどある。
“何もしてない”“何もしない”おばさんはいるが、“何もできない”おばさんは、俺が知る限りいない。

ここ最近の宇多田氏の発言は、よく考えて発言してないように感じる。
昔からそうだったのかもしれないが、本当にリリースされたくなければ法に訴えればいいのだし、
それをネットで憂さ晴らしするかのように小言言うのは俺は感心しない。




宇多田ヒカルが生出演「何もできないおばさんになりたくなかった」 (産経新聞) - Yahoo!ニュース
<http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101121-00000516-san-ent>