世の中は不条理なり。

性善説で考えるからそこに歪が生まれるわけで、性悪説で考えるのが自然だと思う。

私は風俗嬢。愛したくもない、好きにもなれない男性とセックスをさせられ、私は傷ついている。
まあそりゃそうかもしれないね。でもその代償として、普通ではありえない時給をもらっている訳だ。

バナナマンの日村氏だって、事務職やってて今の給料を得られるか?と言えば、NOだと思う。
彼らなら1本30~50万のギャラはもらっているはず。二人で30万だったとしても一人15万
だから、1本分はコンビニで1ヵ月働いた分の給料にはなる。
1本と言っても拘束時間が何時間になるか分からないので単純比較は語弊があるが、それでも高給
と言える。


じゃあ日の目を見てない、若手や売れない人はどうなのか。
まず彼らは、彼らを知っている人からしか揶揄も、批判もされない。だからTVに出演で来ている
人と単純に比較するのは間違い。
2つ目に、売れた時の給料は売れない時の給料の数10倍~数100倍になる。それを知って彼らは
意図して下積みをやっているのだから、そこに文句を言うのなら芸人はすべきじゃない。


問題は、
そもそも芸人と一般人とを同一線上に考えていること自体が、おかしい。それを知って発言では
ないことにある。

日村氏はA君はそんなことないのに何で俺は!という気持ちなのだろうが、そもそもそんなのは
芸能人になる時点の前から分かっている事であり、それは多くの人が認識している。
世の中、月給10万程度なのに糞、ゴミ扱いされている人はゴマンといる。

虐めは昔からある。たぶん今後も無くなりはしない。そして問題は今の虐めは極端な場合が多いこと。
まるでスプラッター恐怖映画のような凄惨な虐めが目立つ。

TV業界から虐め番組を減らせと言うなら、アナウンサーやコメンテーターや評論家たちに言わせる
のではなく、ちゃんとTV局の社長、編成局長らがTVカメラの前でちゃんと発言すべき。
彼らは常に、芸人や自社社員を利用して、自分たちの責任を逃れ続けている。

それが今のTV業界がハッキリしない理由の1つだと俺は思っている。

だから俺は特にTBSを始め、一度は潰れるなり、他社に買われるなりすればいいと思っている。
そうでもしなければ、彼らは責任を負おうとはしないだろう。



バナナマン日村がマジ切れ、「俺は傷ついている」という悲痛な叫び - 無農薬有機お笑いブログ
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