800万?日当か!w

大木医師はNHKの取材を受けてから、反吐がでるほどマスゴミに取材されているのだろう、先日も民放で短めの枠だが取材を受けていた。

年収800万円、年収1億超、どちらが妥当なのか。
また大木医師が言う「外科医離れを止めたい」は、帰国してから果たせているのか?
どうして日本では年収800万円なのか。もっと上げることはできないのか?何が障害なのか?

関連書物を読めば書かれていることなのかもしれないが、これらがクリアにされていない。

日本で対応している患者は一般的な中流階級者で、アメリカの時は上流階級者、高額所得者だけ対応していたのかもしれないわけだし。一概に800万円?嘘だろ?という言い方は酷い言い方だと思う。

「素質もあるが、結果に裏付けされた自信」
とカッコ良く述べていたが、基本的に気が弱い人は外科医には向いてないと思う。
常に緊張感と隣り合わせなだけに、それはF1のマシンピットでタイヤ交換するに匹敵する。1000分の1秒が命取りの世界。F1は負けた勝ったで済むが、手術は本当に命を落とす。


大木医師は、なぜ外科医離れが進んだのか究明して分かっているのだろうか。多分分かっているはずだ。
でなければ日本ではなくアメリカにいて当然。
俺は原因の多くは800万円という給料ではないかと思う。リスキーなのに1000万円を越えない給料は考えられないし、魅力も感じられないのだろう。しかも休日は有ってないようなものとくれば尚更だ。

日本は国民健康保険で成り立ってる。健康を国民全員に与えるということでは成功した。
しかし保険というもので患者だけでなく医師も保護をしてしまったことが、給与面で満たされない環境をつくってしまったのではないか?と俺は思う。
高度医療は贅沢モノと思えば、高額所得者が高級な民間医療保険と共にあって、そこから高額な医療費が支払われる形でないと年収1億を越える年収など有り得ないと俺は思う。

遣り甲斐をいきがいにできるひとは少なく無い。しかし多くの人は給料が目的のはずだ。
医者と言う高名な職であって、尊敬も威厳もあっても、衣食住が満たされないと気持ちも満たされない人が多いと思う。
大木医師は50歳目前。さすがに体力の限界を感じ始めている頃だと思う。隠居しろとは言わないが、執刀医師から監督医師に代わっていかないと辛くなるのではと思う。というか、本来の目的そっちのけになっているような現状は良いものだと思えない。

技術を伝授することはとても重要だが、帰国した目的を考えればそろそろ行動を切り替える時期なような気がする。



株式会社 アイオン 日本テレビスッキリ!!神の手を持つ名医たち
< http://www.aion-tv.com/kaminotetop.html >

第115回 大木隆生(2009年4月14日放送)| これまでの放送 | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀
< http://www.nhk.or.jp/professional/2009/0414/index.html >