不況は、ホリエモンが注目され始めた頃からの伏線。オメデタイ政府。

> 政府や日銀内には「景気急角度で落ち込めば、それだけ底を打つのも早く、
> 調整が早ければ、一気に上昇する『V字回復』となる可能性もある」

なんともオメデタイ人たちだなと思う。


先進国は近年、上昇する要因が減ってきた。そこに頼みの1つとして金融商品としてCD
Sが数多く出て、利用された。
投資家は株売りをカードにして企業を脅し、より短期的に収益が上がるシステムを迫った。
というのが今の背景。


結局、米国内の投資家、企業経営者が、心を改めるかどうかが鍵になると、俺は思う。


伏線はいくらでもあった。原油高に穀物高騰。すべて投資家たちのオモチャになった。
新興国発展途上国ではその為に苦悶を強いられ、先進国でも中所得者層以下が悲鳴をあ
げた。


たぶん今も投資家たちは「俺たちは悪くない。もっと利益を上げられるはずだ!」と言っ
ている気がする。
狂乱している投資家たちの頭をひっぱたくには、政府がしっかりとした対策をする必要が
ある。狂った投資家たちを正気に戻す必要がある。

景気回復は、その後。   だと俺は思う。



あと景気回復、景気回復というが、上昇率がどうだ、利益がどうだ。というの、もうよし
て欲しい気がする。

年末の朝まで生テレビで上がっていたが「社会(制)民主主義」が良いかどうかはわからな
いが、近年、共産主義国が資本民主主義の良い処を取り入れているように、資本民主主義
国が共産主義の良いところを取り入れるのは"アリ"だと、俺は思う。

ヨーロッパがEUを組織していくように、対立関係から共有関係になりつつある。

自由主義が持つメリット、もたらす利益は少なくないと思う。しかし現状は行き過ぎた狂
乱した自由主義が流れており、ただ勉強不足だ努力不足だと言って低所得者層たちを叩い
ていいものではないと、俺は思う。

セイフティーネットを敷けと連呼する人がいるが、そういう発言をするのはどうかとも思
うが、社会民主主義という方向性をもつならセイフティーネットは欠かせないと思う。



結構根深い問題だと思うし、高所得者層や投資家、企業経営者たちを改めさせなければ、
また米国は金融資本主義を突っ走って行こうとするだろうし、今の不況が持ち直したとし
ても100年後ではなく10年後にまた再発する可能性が高いと思う。

地道に。という言葉を、特に投資家たちに理解させる必要があると俺は思う。



2009年景気はどうなる? V字回復にいちるの望み
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090102-00000558-san-bus_all