先日ちょこっとだけ「たけしのｘｘｘ」という特番を見たが、そこで茂木健一郎氏が
派遣の人に対して厳しい言葉を言っていた。その場の空気的には厳しい意見が主流に
なっていたのだが、森永卓郎氏が「いやいや、そうは言うけどね」と擁護しだすと、
茂木氏が「大学いって、なにになるんだ」と言うところまで言いだして、ちょっとし
た揉み合いになった。
茂木氏に対して「じゃあ解雇された派遣社員の人はどうしたらいいのか？」と聞くと
『だから、頑張るしかないんだよ』と言うだろう。
それでも懲りずに訊き続けたら
『そんなの、自分のことは自分で考えるくらいのことしろよ』と激昂してきそうだ。
朝まで生テレビでも冒頭から派遣社員（非正規雇用）に対するトークで始まっている
が、結局は識者たちの意見が通り、それをまとめる方向に進んで終わりのパターンに
なりそうな感じだ。
人件費ではアジアの他国より高い日本だから、そこで雇用を生むには非正規を増やす
しかない。しかしそれもアメリカが日本商品を買ってくれていたから成り立っていたわ
けで、それが無くなれば、非正規を切るしかない。
現状をどうするか。それは国が非正規を保護する政策を取る以外にない。
税金は昨年の収入をベースにするが、それを現状に合わして税金を減免するなどやる事
で負担を半減以下にしてあげることが必要だと思う。
その後については、国が非正規雇用について本格的に対策することだ。
企業や、派遣会社に対して強くコンプラを求めたり、情報開示の義務を負わすなど。
不明瞭になっている部分を、よりオープンにさせるべきだと思う。
（今の派遣会社は、３～４割ものマージンを取っていると言われている。）
企業がどう動こうが、どうにもならないレベルにある。と俺は思う。
国が企業に対して、ルールを守らざるを得なくするようにすべきだと、俺は思う。
日比谷公園に「派遣村」、温かい年越し求め１４０人
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081231-00000026-yom-soci
朝まで生テレビ!恒例元旦スペシャル 激論!09年“崖っぷち”ニッポン
http://www.tv-asahi.co.jp/asanama/
