作家にもよると思うし、作品の内容次第でもあるが、
つくる物語の結末は作者の中にあって作者の外には出すべきじゃない。と考えている。
読者や観る者が考え、感じ、その中で読者や視聴者が結末を出すべきだと。
ラノベなんかは答えを書いた方がウケはいいのだろうし、その方が売り上げも良くなるんだろうけどね。
作家が作る作品って所詮プログラムで言うところの「関数」や「メソッド」に近いものだと思っている。
引数に何を入れ、どういう答えを出すかは読者や視聴者に委ねるべき。
ただ関数やメソッドに入っているロジックは作者が決めるところ。
引数は1つであってもいいし、100億個いれてもいい。それは読者に任せる。
その結果が読者が期待するものなのか、そうじゃないかは読者が判断し、作家が指図すべきではない。
読者は関数(作品)に含まれているロジックを、様々な引数を与えて読み解き、作品について考え、面白さを量ってくれればいい。
涙も、笑いも、怒りも、嬉しさも。作者が出すべきではない。
俺はこう考えている。