劇中で主人公は涙は流させない。
これが俺の徹底すべきルールの１つかな。
主人公が流す涙は、見ている観客が流すものだから。
というのは建前でｗ
観客を泣かすために主人公は泣かさせないというのが本当のところ。
そうでないと多分きっと作品として良い作品ではないと思う。
よく物語の主人公は？と聞かれるシーンは俺個人も過去にあったんだけど
主人公、つまり視点はどこですか？ということだ。
ゲーム的に言えばFPSかSPS、TPSかという話。
でもさ。
俺は作り手として、真の主人公は読者、観客であるべきだ。というのが根底にある。
他の作家さんはどう考えてるかは知らない。
作品がウェブなのか、TVなのか、OVAなのか、ラジオなのか、本なのかに寄らず
また有料か無料かよらず、最初から最後まで読んでくれた見てくれた人が
体感してくれないと価値はないと俺は考えてるから。
観客を泣かすというのは、誤解を生む云い方をしたが正しく言えば
観客が涙を流すというのはその作品に意入してくれた証拠だから。感情移入できない
作品は、少なくとも俺の中では作品として駄作だという考えがある。
