デザイン(画)に関するライセンス

[3Dモデルの不正利用について思う事|ねこみみマスター|note]
(https://note.com/nekomasu/n/n22acf406b129)

 

プログラム、ソフトウェアに関する公共的ライセンスはOSSを中心に多くのライセンスがある。しかし絵画を含めるデザイン物に関するOpenDesignに関しては充実しているとはいいがたい。なぜか。それは・・・

著作権者の思惑が人それぞれ過ぎている
・絵画などの画のデザイン物は基本的に独り製造で、チーム開発が皆無
・企業内のデザイナーはそもそも権利が企業に帰属するためあまり発言できない
・ソフトウェアと異なりOpenSourceSoftweareという考え方が生まれる土壌にない
フリーランスは独り製造なのでお互い意見し合う機会が皆無

などといった事情があるからだと思う。

しかしCreativeCommonsなど利用できるライセンス規約はあるので、なぜ統一見解のようなデザインライセンスが成立できなかったのかが非常に疑問に思っている。

 

さて日本は特別な事情がある。それは他国よりもライセンス条項においても独占したいという思惑が非常に強いということがある。

実際、MMDMikuMikuDance)の3Dモデルに添付されているReadMeを読んでみると、AモデルとBモデル、著者は別人ではあるが書かれている条項がまるっきり違う。
なぜこんなに違うのかと驚くことは本当によくある。
書かれている内容次第ではじゃあなぜ公開したのか?DLできるようにしたのだ?と憤るような内容の場合も見かける。

非商用つまり同人で出されているものならそれでもしょうがないと思えるが、これが商用物だとしたらさすがにどうにかしてくれ!と、使い辛くてしょうがない!と思ってしまう。

 

海外の動向はどうなのか知らないのだが、もし海外も同様の事態なら1日も早く統一見解的なライセンスルールを決めて頂きたい。