DX歌舞伎町

はじめてDX歌舞伎町に行ってきた。
お姉ちゃんのヌードを見たいからというのだけではなく、DX歌舞伎町は2019年6月末で閉店してしまうからだ。
入場口で8000円を払って、小さな受付を通ってステージ部屋に入った。

ヌード劇場に行ったことは初めてではない。
あのうさん臭さ、不潔さ、独特の空気。DX歌舞伎町はどうなのだろうかと、閉店してしまう前に見ておきたかったからだ。

店の前を通ったことは何度もあったのでステージの小ささは容易に想像できていた。
ステージは奥行き15mくらい、幅は10mくらいだろうか。
ステージ部屋は25mx15mくらいといったところか。
客席数は50席くらいで、座る部分が穴が開いてたところも。
全体は鉄パイプがジョイントでつなぎ合わされた、インディーズバンドがライブをしているような場所に近いつくり。

客の推しメンが踊っているときはステージの脇からテープが放り込まれるが、垂れ下がろうかする瞬間に
さっと手前に引いて踊り子に当たらないようにしている。もう慣れたさばきだ。
俺がいったとき、レズカップルなのか、それとも昔踊り子やってる子が懐かしみに来たのだろうか
女性二人がいた。

客はたぶん20代後半か30代前半から60歳くらいのお爺ちゃんまで幅広いが、50~60歳が中心だろうか。


やっぱり思った。
おっぱいとマンコを見せてくれるだけで中身は「地下アイドル」そのものだと。

だいたい1人15~20分のステージが8名分つづくのだが、その間にチェキ+握手タイムが挟んである。
1チェキ1000円、踊り子によっては自作本を1冊1000~2000円で売っている。
俺が見たところでは一人に30人くらいはファンがついてただろうか、客単価3000円くらいにはなってそうなので収入が多い踊り子だと1ステージで6~10万円くらいの稼ぎにはなってそうだ。
1日あたりだと多ければ40万くらい稼ぐ子もいるかもしれない。


地下アイドルではないがAKBも自分の商品を売ってそれが自分の稼ぎのメインになっている。
そう思うと日本のアイドル業態って大昔から変わってないのだろうなあと。
それこそ今のようにチェキが無い時代は握手やサイン会や手こきとかで稼いでたのだろうか。


ヌード劇場も例外ではなく、年々減っていっている。
良いのか悪いのかの判断は個々人によると思うが、街が清潔になっていくことは良いことだと思うが
ちょっと寂しさがある。