これからの声優に求めるもの

話じゃ声優はまともでも付き添いのマネージャが糞っていうことも多々あるらしいので
一概に声優さんばかり悪く言うのは何だと思っている。

まず、芸を磨いてください。
雑に言えば担当する役になりきること。
場面場面での気持ちの持ち方、つまり声の量、早さ、息遣い、音程にどれだけ配慮をして演じれるか。
また監督や音響監督の指示に従った演技をしつつも、自分からこういう演技はどうでしょうか?と
監督らにプレゼンできる提案力も身に付けてください。

次に、声優が本職ですがその前に俳優であることを忘れないでください。
俳優とは小説や漫画などの物語の登場人物を、見る方たちが共感し体感しやすくするために
わたしたちが代わって観客に伝えることが目的の役目です。
そうであるなら、アニメやゲームの声優に限らず、舞台でも映画でも営業と言われるデパートの屋上でも
できることです。
もちろんその人の都合はあるでしょうが、果敢に精力的に舞台や映画、TVへの出演も挑戦してください。
そして演技から少し離れますが、ラジオやTVのバラエティ番組もまた、様々な経験を積める場ですから
どんなことでも挑戦して欲しいです。

最後に。
どのような仕事に就こうとも何でも前向きに、挑戦していってください。
今日から声優という職業に就きましたが、自分の可能性はいろんなところにあります。
貴方はデザイナーに向いている人かもしれません
貴方はプログラマーに向いている人かもしれません
貴方は通訳に向いている人かもしれません
貴方は看護師に向いている人かもしれません
貴方は警察官に向いている人かもしれません
ここが終着点だと思わず、自分の可能性がどこにあるのか探す旅が始まったばかりだと考え
邁進していってください。