人を育てようとしてない国は、いずれ最下位になる

[プログラミング教育、「準備していない」57%(読売新聞) - Yahoo!ニュース]
[なぜ竹中平蔵は殺されないんだろう]
(https://anond.hatelabo.jp/20180623212941)
[“高プロの旗振り役”竹中平蔵がグロテスクな本音全開!「残業代は補助金」「高プロ対象はもっと拡大しないと」|LITERA/リテラ]
(http://lite-ra.com/2018/06/post-4082.html)

管理者が管理を行わずすべて労働者側に丸投げしてる以上、今から抜け出すことはできない。

5つの視点がある。
1つ目は、個人のスペック。
2つ目は、部署・チームとしてのスペック
3つ目は、企業・会社としてのスペック。
4つ目は、業界としてのスペック。
5つ目は、国としてのスペック。

1つ目は良く話されることなので割愛する。
しかし2つ目~5つ目については全く話されない。何故か?
それは管理者側が自分いままでやってきたことを正だと誇示したく、自分の席を譲りたくないという
強い思いがあるから。
でもそういう思いがある以上、チームも企業も業界も国も、世界の中でのトップにはなり得ない。

もちろん友達が良いと言うので、親が良いと言うのでIT業界に入ってきたという
自堕落な考え方でお茶酌みがせいぜいのスペックなのにPG部署にいる人もいるだろう。
でもそういう人をどう使うか、その責任はお茶くみスペックの人が悪いのではなく、
チームや企業の管理者が悪い。


今でこそ神と言われるRubyの生みの親・まつもと氏だが、RubyOnRailsの有無の親・David Heinemeier Hansson氏がいなければ、今のまつもと氏の地位は無かった。
じゃあRonRに対してまつもと氏はどこまでサポートしていたのか?というと、RonRにおけるまつもと氏の功績を
俺は聞いたことが無い。
風で流れてきた臭いを隣にいる人が悪いと非難するようなものかもしれないが、フィルターをかけずに言えばまつもと氏は本当に偉いんだろうか?という思いが俺の中にはある。

天才は支援者がいてこその天才である。

俺はそう思っている。


確かに勉強をせずにゲーム三昧してた人と、やりたいゲームを我慢して勉強してきた人どちらが偉く評価されるべきかと言われれば後者を評価するのが当然だろう。
しかし俺はその人のモチベーションや活躍できる場面は絶対にあると思っている。

本当に出来る人だけが欲しいのなら、大学入試のようしコッテリとした入社試験をやってスペックを計れば良い。
しかし労働者にグチを言っている経営者や監督者は決まって入社時に口頭で軽く質問をしているだけで入社を決めている。これで出来る人だけ集められるはずがない。
出来る人はそもそも超大手企業かベンチャーか、最初からGoogletwitterAppleに行く。

結局グチばかり言っているような中小企業の監督者や経営者は、おこぼれ仕事をもらってやるのがせいぜい。
そもそも人を育てようという気概などない。
でも大企業も同じで、自分で進んでやれる力がないなら辞めろと言う考えしか持ってない。
これでは鍛えればできるのに鍛えようとしないのだから出来ない人がレベルアップするはずがない。


出来る人は超大企業か海外。日本国内に留まる人は出来ない人しかいなくなるのも時間の問題だと思ってる。