最低限の生活費を無償で与えるという生活保護費。
その在り方が問われて久しいわけだが、抜本的な改正がされないままでいる。
生活保護を受けるにはそれなりにハードルが高く設定されているが、役所によってザル法にされてるところもあり
決して統一されていない。
また生活保護を受ける人には病気や介護で「働けない」人がいるため、決してグウタラして働いてない人
ばかりではない。
ただ。今回取りざたされた内容は、健常者で働ける体にもかかわらずパチンコなど賭け事に興じている人に対してで、彼らの言い分は舛添氏の公金私用利用の言い訳と大差ない。
現法律上では違法ではないにしても、映画を見にいく、野球を観戦するという娯楽のレベルから逸脱した娯楽。
１０００円だけ遊んだだけだっていうのは理由にはならない。
ギャンブルというが賭博だから。
改正して、賭博は禁じるべき。
ただ問題がある。
先にふれたように１０００円賭けた、１万円賭けたの差。月１回だけ行った、毎日行ったなど程度の問題がある。
６０００円使ってパチンコした、６０００円使って新しいゲームソフトを買った、の差は何か？っていう話になってしまう。
いずれも娯楽であり、娯楽行為そのものには違法性はないので、どこで線引きするのがベストなのか判断が難しい。
またギャンブルをネットでやってたり、仲間内でやってたりする場合は明るみに出ない限り実質取り締まれないので、取り締まる側の対応が非常に難しい。結果、法整備したところで有言無実になってしまう。
四街道市は張り紙を取り下げたが、依然ギャンブルに対する世間の目は厳しいので
注意くらいは添えられるようにすべき。
市「過度な飲酒、パチンコ慎むように」「従わぬなら生活保護停止も」 市民苦情受け掲示 ／四街道 （千葉日報オンライン） - Yahoo!ニュース <http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160607-00010000-chibatopi-l12>
生活保護制度 ｜厚生労働省 <http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/seikatuhogo/>
