あっさりと折れてしまう犯人

今回のウイルス脅迫事件、黒子のバスケット脅迫事件の犯人もそうだが、意外とあっさりと折れてしまう犯人が増えてきているようにさえ思う。

しかも主義主張があるわけではなく、単に警察にちょっかい出したかった、そして逮捕されたら死刑になりたいと云う。


昔から殺人事件や身勝手な事件は多々あったが、それなりに主義主張があって起こしていたケースが多かったように思う。しかし今の世間を恐怖に陥れるような事件を起こす犯人は、非常に短絡的すぎる。とても幼稚化しているのが気になる。

今回の片山被告の件をみても、直前まで真顔で自分ではないと言っておきながら、あっさりと自供した。
巷は真犯人として捕まって刑務所にいられて良かったね、で済んでいるのだろうが、俺は社会現象が良くない方向に向かっているのでは?と感じてならない。

犯罪を犯す人なんてニュースになって一躍有名にはなるが、数としては知れている。
だけどこういうことも全体の流れの一部ではあるから、そこから若い人の動向、世の中の動向を見る判断材料になるので注意深く見る必要はあると思う。

片山被告が捕まった豚箱に入れられて良かった。で済ませず、なぜ彼はそうしたのか?そう考えたのか?ということを見るべきだと思う。