言及するも直接関与は行わない姿勢を崩さない米国

ベトナムにも中華にも軍事攻撃を行わないよう注意したに留まった米国。
ただ2~3日は膠着状態が続くだろうが、来週に入ったらどうなるか分からない。

米国側の主張に分からない部分もある。
日本の竹島は国際裁判に訴えるも韓国側が拒否するために法律に則った判断が下されない状態がずっと続いている。米側は「国際法にのっとって解決」というが、国際法に則って裁判を起こそうとしても相手国側が拒否すれば裁判ができない現法上においては、正しい判断はできないということだ。

大戦以後、軍事による所有権解決の策が使えない以上、国際裁判の在り方を抜本的に見直さなければ米国の言い分は非常に非合理的、非現実的なことを言っているとしか思えない。
となれば、もう当事者のうち弱い立場にある方は戦争をしかけないとならない状態になってしまわないか。


本来はこういう事態は国連側が率先してリーダーシップを発揮すべき。
国際法廷は現代の時代にあった仕組みに代わるべき時だ。と思うのだが。




米国、南シナ海での中国・ベトナム船衝突に懸念表明 | Reuters
< http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0DN1Q520140507 >