もっともっともっと言いたい事を言い合ったほうがいい

で、言い切った後にお互いがどう話し合うか。そして国際社会がどう考え判断していくかというステージへ
向かっていくべきだと思う。

領土問題は無い。と言っているのは見方、立場の視点の問題であって、中華または日本が
相手国のことを批判、非難しているということは領土問題があることを示している。

領土問題をお互いの示談でというのが米国側の主張だが、アーミテージ元国防長官が尖閣
に関わる有事の際は日本を守るという言葉からして、尖閣問題は有るという認識は米国側に
もあると捉えて差し支えないはずだ。


中華と日本の平行線と鍔迫り合いは、この先何十年も続くと思う。
もうこれは時間の問題として捉えるしかないと思う。
または、国際社会が尖閣などの領土問題に対して踏み込んだ見解、判断をするまでは。

つまり、何を持ってその国の領土と見なすか。
インターネットのドメインように先願主義なのか。実行利用状況でみるのか。
ハッキリした線引きをすると世界各国で紛争が勃発するのは見えているから、国連や米国は
発言を避けているが、本当に解決するには各国が認める指標を出すべきだと思う。


あと。尖閣諸島は日本の領土だ。と言い張るのは全然構わないと思うが、
日本の領土だと言っている限りは尖閣諸島を軍事的警備を行い続ける必要がある。
つまり高いコストを払ってまで尖閣諸島を日本のものであると言いつづけるメリットは
どこにあるのか?も明確にしておく必要があると思う。
単に古人の想い出を残しておくためだけでは合理性はでてこない。漁業権や海底資源など
含めて将来に対してもどれだけのメリットがあるのかを、具体的にリストアップしておいたほうが
良いと思う。


尖閣問題はたぶんきっと、この先50年100年と続いていく問題だと思う。


[参考元]
ASEM首脳会議 尖閣問題めぐり国際会議の場で日中が異例の激論(フジテレビ系(FNN)) - Yahoo!ニュース
< http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20121106-00000916-fnn-pol >