ブラック企業の中でどう生きるか

それなりのスキル、キャリアがある人ならブラックではない、せめてグレー企業以上の優遇された会社に入社できるが、大学進学率40%であることを考えれば60%以上は高卒止まりで、更に偏差値75以上の大学卒であるキャリア組は10%もないだろう。
つまり、大半がスキルやキャリアを積んでない、又は積めない人だ。そういう人たちが(自称)ホワイト企業に就職できるか?といえば、疑念が残る。

下記の松沢直樹氏は、まるで映画ディパーテッドのような潜入劇を果たした。

ブログに書かれていることは結局「宣伝、乙」な内容で上辺しか書かれていない。
同ブログにも書かれているが、解雇通知書にあろうことか社判(角判)まで丁寧に押印されているw
ブラック企業だが、マヌケな会社なのだろう。本当にアクドイ幹部なら社判は押さないし、こんな書類を
出すことは絶対にない。

俺の印象では松沢氏が入社した会社はまだまだ完全ブラックとは言えないと思う。
本当のブラックはハラスメント総合商社なので、場合によってはチンピラを雇ってくる可能性もあると思う。


ではブラックで働かざるを得ない人たちはどうすればいいのか。
幹部や上司のうごきを見ながら、自らの退社時期を窺うことをしないといけないだろう。つまり常に転職先を
探しておくことが肝要だと思う。
企業に訴えられるだけのキャリアが出来上がる前に辞めさせられるはずだから、それまでに転職先を探しておくことが大事だと思う。でもあとちょっとでキャリアにできるのにという思いがあるなら、上司や幹部の要求を
飲むしかない。つまり耐えるしかないだろう。でもキャリアにした後は転職を考えたほうがいい。


ブラック企業はどこにでもある。日本の約500万社におよぶ事業所の大半は法令遵守していない。
だからキャリア組でない人は殆どが必ず1回はブラック企業に入る可能性がある。

確かに、松沢氏が書いていることに注意してブラック企業を回避することも1つの手だが、
回避したくでも出来ないケースもある。明日は我が身になる可能性は十分にある。

だから入社してしまったとき、自分はどう対処すべきか?を考え、対策を考える必要にあると思う。




拙著「うちの職場は隠れブラックかも(三五館)」でも触れているので、ぜひ目を通していただきたい
<http://getnews.jp/archives/404438>

Amazon.co.jp: うちの職場は隠れブラックかも: 松沢 直樹: 本
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