結局コストで潰されるハイテク

有機LEDとかかれているが基本的な部分は有機LEDも有機ELも同じだそうだ。

もう20年以上研究しつづけられている有機ELテレビなのに、いまだに民生向け製品が出ていない。
(2007年頃に1度出たが、それっきり)
本稿には有機LEDと書かれているだけで用途はかかれてないので、テレビ用とは限らない。
単なる携帯ライト用にしか考えてないかもしれないし、もっと大掛かりなシステム素材用に考えているのかもしれないが、そこまでつっこんで書かれていない。

くしゃくしゃに、ってことは折りたたみ可能ってことだが、俺には何に使えるのか全く想像すらできない。
少なくともいえるのは、こういう技術は研究段階で終わってしまうことが多いということ。

毎回いっているが、100ある発表のうち10年以内に実用化されるものって数件しかないように思う。

幾ら民生用といえど、耐久性や安定性、安全性は当然のことながら、製造コストが液晶テレビのメインストリームが15万円台頃だった2007年時代くらいのコストまで下げれる見込みがつかないと、難しいかなと。

次世代テレビ4K、その先の8Kテレビを視野に入れた技術開発なんだと思うけど、うーん、この技術はどーなんだろうね?






東大、厚さ2μmでくしゃくしゃに折り曲げられる有機LEDを開発 - PC Watch
< http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130729_609444.html >