常に協力的とは言いがたい日本人

中にいる俺は、その実感をあまり感じない。
例えば政治、政治家、守銭奴な投資家、企業に対して強い不満を感じているにもかかわらず、
団結して抵抗しようとしない。

-----例えばSUICAのデータ販売を利用者(顧客)に同意なく販売したこと。に対してだ。

欧米なら何兆円規模の損害賠償が起こっても不思議ではない。なのにオンブズマン団体でさえ提訴に踏み切ったという話をいまだに聞かない。
これに似た話だとTSUTAYAのTカードの件もそうだ。

他には著作権などの権利関係についても。非営利の利用ならもっと緩和してもいいはずなのに、手に足に枷をつけて動けなくするくらい規制する。
もちろん歌手や演奏家らはそれで稼いで食べていっているわけだから必死になるのは当然だが、非営利利用なら申告制とし一定額以上の売上げがなければ無償利用を許可するくらいの懐をみせてほしいものだ。

国内雇用だってそう。トヨタの自動車販売台数が再び世界一になり、雇用が限定的ながら回復しているというものの、非正規やブラック企業はお咎めなしという社会は、正直どうなの?と感じる。


世界各国から賞賛されることは素晴らしいことだと思う。
だけどそれだけじゃなく、もっと日常的な、日本の社会の健全化に対しても、もっと協力的に動いて欲しいと思う。





「日本、また世界驚かせた」電車押し救助を絶賛(読売新聞) - goo ニュース http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20130726-567-OYT1T00376.html