行き着くところまで行かないと、どうにもならない

今よりはるかにモノが無かった時代、ソニーもシャープもホンダも松下(パナソニック)も
問屋や販売店はイヤイヤながらも相手にしてくれた。
今はネームバリュー、ブランドでないと基本的に相手にしない。

ベンチャーが生まれても、そのベンチャーは大手企業の下請け仕事をやっている場合が多い気がする。

ソニー、松下、ホンダ、トヨタが世界トップランクに入る
→優秀な学生は大手企業に入社
→入社はしたが、社内のトップはポストに鎮座して動かない
→古参者は好きなことが出来ないことを身をもって知らされる
→ソレを知らない優秀な学生が入社してくる

の駄目駄目スパイラルになっているように思う。

しかも今、新たに国内で製造業を立ち上げようとすると、たぶん3年も持たないと思う。
中華やインドなどBRICs圏に工場を建てないと、とてもじゃないが採算が合わないと思う。

新機軸を打ち出せないのは、発想力が乏しい人しかいないわけではなく、
新しい発想力を抑圧する人が上層部や周囲にあまりに多すぎるからだ。


今はコピー商品しか出せてない中華等から、いつかは世界を席巻する商品を出してくると思う。
そうなったとき初めて日本の企業は自分たちの愚かさを知るようになると思う。

いまはモノは十二分にある。余るほどに。
欲しいのは箱ではなく、ソフトだということを彼らは自覚し行動に繋ごうとはしない。だから凋落したのだろう。


日本企業が復活するために必要なもの - Infoseek ニュース
< http://news.infoseek.co.jp/article/itmedia20130121021makoto >