正論と本音と差別

~思っていることが出せてなかったので、書き直し~

差別が悪いことは分かっているし、政治思想がそうだからといって婚約破棄というのはダメだろっていうのも分かる。
それは正論だと思う。

しかし。昨今の竹島問題や慰安婦問題が更に韓国の人に対する憎悪や嫌気を煽らせている中、
結婚は結婚する者同士のことだといいつつも、やっぱり親族や友人、会社同僚などに何らかの
影響がでてくるのは間違い。

結婚式の前夜もしくは式後に相手から実は・・・と打ち明けられたら、たぶん俺も動揺して
よからぬ言葉を発するかもしれない。絶対にないとは言い切れない。


この問題、議員だったから問題になった。で済ましてはいけないと思う。

市議男性からすれば、なんでもっと早くに言ってくれなかったんだ!だろうし、
女性からすれば、そんなこと言えば破棄されると思ったから言いづらかった。のだろう。
心情を察すると両者の気持ちはとても分かる。


市議男性を非難するのは簡単だ。しかし自分が男性の立場になったとき、じゃあそれも受け入れようと
言えるかどうかと自問自答すれば、相当悩むことになることは間違いない。

女性が分かるまで隠し通して置けばよかったのにと思う面もあるが、なかなか難しい話だと思う。


ネット上のコメントを見ると簡単に男性批判をしている様があるが、俺はそんな簡単に批判できる問題ではないと思う。



婚約破棄:「在日差別意識に起因」 女性が市議を提訴- 毎日jp(毎日新聞)
< http://mainichi.jp/select/news/20130128k0000e040180000c.html >