馬鹿は死んでも直らない

”「東海沖と東北沖はプレート(岩板)の状況が異なる。今回の結果をもって、東海地震の予知ができないということにはならない」と述べた。”(毎日jpより転載)
とあるが、いまだに予知が出来ると思っている輩がいるっていうのに、非常に腹が立つ。

ここまでくるとおまえら無能だろ?と言ってやりたい気持ちになる。

地震は予知は出来ない。もうこれはスタンダードであり、実質的な対策なりを考えた方がベターだと思う。
我々は学者の言葉を鵜呑みにせずに、地震は今日、明日おきてもおかしくない、という思いで日々暮らすべきだ。



それから。自然エネルギー発電だが、確かにこれまで効率的な機材、製品が出てこなかったということ、技術面でのハードルが幾つもあったというのは理由になると思う。しかしそれ以上に、なにか見えない壁があって、綺麗に磨かれた大きなガラス窓にぶつかっていたような、そんな感じがする。

先日、風力発電を充実できれば原発40基分の発電が可能!という記事を見たが、まあ机上の計算だから頼りない数字だが、半分に見積っても20基相当。今ある原発数から見れば、原発のリスクを排除して置き換える価値はあるように感じる。
ただし風力発電は、モーター音の騒音被害が深刻なこと、台風のような暴風で壊れるといった問題もあり、課題は少なくない。

太陽光は、効率が悪いことと大きな電力を得ようとすると広大な設備面積が必要になることなど問題がある。

ただ昨今のニュースを見ると特に太陽光は効率70%まで引き上げられるや、ナノカーボンを活用して低価格製品を出せるなどのポジティブな話がある。(商用化には10年以上かかると思われるが)

前にも書いた小規模発電施設は、中でも現実的で期待している。
農業用の水路を使って発電するシステムを研究、開発している大学があり、風力発電用の高効率モーターを使えば実用性が上がることを実証している。農業用水程度の川ならあちこちにある。その川辺で幾重もの発電施設をつくれば、せめてその地区の電力だけでも産生できる。(コスト面、メンテナンス面での問題はあるが)

これからの電力は、「地産地消」型になって行くべきだと思う。

効率がいいのは現行の形だが、これだけ地震が多い国では現行体制は限界だと感じる。
日経新聞系のサイトで「自然エネルギー発電は高い、非効率」みたいなことを書いてた記事があったが、上記のような学者が闊歩し自分たちの考えを正そうとしない人が原発を管理している限り、原発を電力会社に委ねて運用するなんて考えられない。この先30年、50年以上もの間、不毛の地としてしまうことを考えれば、例えコストが高くなろうと自然エネルギー発電を優先して考える。


私たちの命、生活を考えれば、石橋でも鉄の橋でも叩きながら渡るくらいの気持ち、配慮が必要。



東日本大震災:「前兆すべり」観測されず…地震予知連絡会 - 毎日jp(毎日新聞)
< http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/news/20110427k0000m040112000c.html >