深い。が辛いw

(ネタばれあり)

いやあ疲れたw
今回いろんなトラブルがあったのもあって、3倍以上の力を注いでRPGをクリアしたって感じがするwww



ゲームの結末は「続編もやってねw」っていう毎度のオチではあったんだがw
(当初から3部作だと謳っていたようなので、当然ではあるのだが)

ゲームそのものは、やや作業的になりがちな内容。登場人物がアサシンということもあって隠密行動しなければならない。またアクションゲームでもあるので登ったり綱渡りしたりと神経を使う場面が多く、プレイヤーの疲労度は高いと思う。

ストーリーは後半になるまで筋が分かり難く、エンディングではミネルヴァが登場して更に難解というか話が抽象的になるので、白黒ハッキリする物語出ないと無理!って人には向かないゲームかもしれない。

ストーリーは、人心を奪い操作できる力を持つ林檎を巡り、アサシンとテンプル教団の争いを描いた作品。というまとめ方になるのだが、それは現代の主人公デズモンドたちに受け継がれているという二重構造ストーリーになっている。


中世イタリアの混沌としていた時代の描写・歴史考証と、神がもたらした林檎と、現代の問題という3重構造で描いている点は見ごたえある内容だった。
最期、ボルジアが林檎を付けた杖を翳しても扉が開かなかったのは、エツィオも鍵の1つだったことを意味していることに気づく。
ミネルヴァが人類創生について語り、再び危機が訪れようとしていることをデズモンドに訴えているが、その先の話は続編にこうご期待!というオチw

時代考証が半端なく、本題よりサイドストーリーというか舞台設定の方に力が入り過ぎている感じすらする。

ミネルヴァやルーシーが太陽の異常活動や極反転等を取り上げているがこれは本当にある話で、これらがデズモンド等とアブスーゴ社らとの関係、ストーリー展開にどう影響させるのかが興味をもつ。
林檎は人心を惑わし操作する道具として取り上げられているが、林檎は複数あってそれぞれ機能が違うらしい。また複数あると言うが何個あって、これら全て集めることで何が出来るのかなど疑問点が事欠かない。

過去を読み取ることで現代や未来を予見しようという目的でデズモンドがタイムスリップさせられているが、最終的にどういう形に落とし込もうとしているのかが分からない。(分かられたら製作側は困るだろうがw)


ゲーム面ではやや作業的になってしまう事を除いては、ほんとうに大河ドラマを一気に見るような感覚。ストーリー派な人には評価が高いのではないだろうか。




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