使命と考えるか、否か。

少なくとも言えることは、CEROの規定はいい加減過ぎる。ってこと。

欧米で発売されているソフトが日本、ドイツで発売出来ないという事態は、結構ある。
しかしGEARS OF WAR 2 (XBOX360用)ではCEROのいい加減さが顕著に出た。

当初日本でのレーティング(倫理規定)によって発売できないとされていた。
が、MSがCEROに働きかけもあって、7月に発売された。
同タイトルを望んでたファンにとっては嬉しいことだが、いくらMSが動いたとは言え、
欧米版と比べて過激な表現を抑えたとは言え、レーティングを変更するとはどういった
ことだ?!と思うのだ。

そんな簡単にレーティング規定を変更できるものなら、元々レーティングって何?
そう思えてならない。

X指定も、正直どこまで有効なのかも不明。
20歳以上の人が買っても、家では15歳の子がやっていても問われない。しかも罰則もない。
ゲーム機側でレーティング変更するのは簡単だから、どーにでもできる。


ゲーム業界と言うと、ゲーム製作会社や販売会社のことを指すようなイメージがあるが、
売店側とも協調していかないと、X指定の意味がなくなることをもっと全体が自覚する
必要があるのではないだろうか。


話は外れるが、いつになったらTVはレーティングを取り入れるのだろうか?
映画もゲームもビデオも。多くのエンターテイメントメディアではレーティングを入れて
いるのに、唯一TVだけはレーティングがない。
2011年には全国でデジタル化するのだから、レーティングを入れるべきなのではないだろうか。

なにか釈然としない部分が、この日本では常にある。


セガ名越氏が語る『龍が如く』とゲーム倫理の問題 - ファミ通.com
<http://www.famitsu.com/game/news/1228468_1124.html>