成れの果て。消費者を完全に敵にした、1つの例。

赤福(創業1707年、約300年間)
白い恋人石屋製菓。創業1959年。1976年製造開始、約30年間)
マックシェイク、サラダ、ヨーグルト(マクドナルド一部店舗。創業1971年)
蝦夷鹿せんべい(北泉開発。創業1970年)
早煮昆布(多井食品工業所。創業年などは不明)
鮭トバ(大東食品。創業1963年、45年間)
数の子(呉中央水産。創業1951年、57年間)

・他の注目改ざん問題。
再生紙大王製紙。創業1943年、64年間)
再生紙日本製紙。創業1949年、59年間)

ちょっと探しただけでもこれだけある。
赤福を除いて、戦後の企業で30年~60年の中堅大手企業ばかりだ。



上記以外なら、姉歯建築士の偽装事件があるが、多分このあたりから偽装と
言う言葉がマスコミ、テレビなどで扱われ出したのではないだろうか。

コンプライアンスやJSOX法など、企業に求められるハードルが高くなった。
更に、まだまだ気軽に訴えれる環境ではないが、内部告発がし易くなったのも
今まで隠れていた問題が、浮かび上がってこれるようになってきた要因だろう。

どうしても自分の恥部は隠したくなるのは人情。しかしそれを厳しく取り締ま
らなった行政や企業団体らの問題が大きいと思う。

うちは清廉潔白だから。他社のことだから。と、無関心または見てみぬ振りを
してきた業界の癌の部分が、少しずつ出てきた顕れだと思う。


船場吉兆のように、素直に全てを認めて言えば良かったものを、後回しにして
隠し通そうとした企業体勢に対しても、反感をかう要因になったと思う。


社会浄化の機能は失って欲しくないと、強く感じる。




高級料亭「船場吉兆」廃業へ 客足激減、グループ会社の支援もなく
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080528-00000912-san-soci