いつもの違う視点を持って読まないと、怒りだけが残るので注意

岡田斗司夫氏の話を聞くときは、かなり距離をあけて聞いたほうがいい。

50歳過ぎてそれなりに劣ってきていると思うが、それでも幼少時に高IQを誇ってた人だから
悪知恵が非常に働く人だからw


アニメ業界は育ちきった感があることは、間違いは無い。
アニメから、オモチャ、ぬいぐるみ、女の子向けお人形、プラモデル、ラジコン、ゲームソフトから
声優のCDデビュー、コンサート、東京ドーム公演などなど。

育ちきった感をもたらす他の理由は、
アニメ視聴ユーザーが一般層までに広がりを見せれなかったこと。
アニメを認める人しかアニメを見ない。
だから大人向けアニメを作っても見る人がいないこと。

日本の人口1億人いても、宮崎や手塚アニメを支持する人はいても、それ以外は
「あ?アニメってお子様向けでしょ?」
という域から飛び出せなかった。だからマーケットが小さいままで広がりを持たせることが出来なかった。

更には。
「アニメーターって月給10万くらいで、サービス深夜残業が100時間くらい付く業界なんでしょ?」
という、そういうダークなイメージが蔓延してしまったこともある。


1960年頃から2012年までの52年間を見て、確かに世界的に日本のアニメは一級品と賞賛されているが、
じゃあ営業・売上げ面からみて、日本の域を本当に超えられた?というと、ピクサーなどの米ハリウッド
アニメ会社と比べれば、雲泥の差。
もっともっと世界を市場にしてやるべきじゃないの?と感じてしまう。


それはアニメ業界に限らず、日本の産業すべてが内弁慶で引きこもり状態の企業が多いと思う。
だからアニメ業界に入らないほうがいいと言う風に聞こえる岡田氏の意見だが、俺はそれを言うなら
すべての日本の企業には就職しないほうがいい、と言う風に聞こえるw

アニメ業界の悪いところがあったとするならば、それはいつまでも玩具産業にくっ付き過ぎたことだと思う。

今後は少子化が更に進んでいくのだから、アニメ業界が生き残っていきたいのなら、
もっとアニメにバリエーションをつけたほうがいい。と思う。





[参考元]
ま、金ならあるし その222「20年目のナディア」22 - 岡田斗司夫公式ブログ
< http://blog.freeex.jp/archives/51344944.html >

[参考元]
岡田斗司夫さん 「今のアニメ業界は新人が入る余地がない。もう十分レベルの高い新作が次々と供給されているし、今の学生に勝ち目はない」 : オレ的ゲーム速報@刃
< http://jin115.com/archives/51900659.html >