全然琴線に触れない彼女たち

イベントはお祭りだし、主人公をヨイショする場所だからそれでいいんだけど。

 

まあとにかく顔ちっちゃいし、胸デカいし、可愛いと思うんだけど。

ソロAV出せるくらいだから容貌がピカイチ良いのも分かるんだけど。まったくもって琴線に触れることなくって感じだった。

 

村西監督は流石に久しぶりの一般客前だったからなのか落ち着かない様子だった。

そりゃコロナもあり、全裸監督がヒットして6億稼げたらしいけど、それがなかったら過去の人だったわけだからな。

黒木香の事故があった1994以降、村西氏は落ち目の一途だった。

(なお村西とおるは通り名で本名は草野博美

実質2007年までの約13年間はどういう生活をしていたのかわからない。

(彼の評伝などを読めばわかるのかもしれないが)

 

全裸監督2の最後のシーンのセリフにもあったが

「死にたくなったら下を見ろ、俺がいる」に繋がる言葉を言っていた。

「ある人がスランプになったとき病院にいくという。そこには乳がんステージ4で障害を持つ子供を連れて診察にくるのだそうだ。それを見て自分より辛い人が頑張っている姿を見て勇気づけられる」と。

この言葉はプラスに捉えるべきだと思うが、自分が辛いときにより辛い人を見て勇気をもらうというのはちょっと違う気がしている。しかも病気もしてないのに勇気づけをもらうために病院に行くなんて基地外にしか思えない。それこそ自分のことしか考えてないように思った。

 

AVが不要なものとは思ってはいないし、そこに従事している人たちが良ければ彼ら彼女らを攻撃しようとも思っていない。

しかし今、フェミ活動家と呼ばれる仁藤夢乃氏、伊藤詩織氏、石川優実氏などの影響力は増していることは確かだ。フェミ活動家と呼ばれる彼女たちがAVやAV女優に対して何も思わないと、思えない。

村西氏が活躍していた30年前と今ではあまりにも環境が違い過ぎる。

地震が置かれる環境からたまたま恵まれた容姿体形をもっていたが故にAVという道しか選べなかった人もいるだろうが、しかしAVメーカーは大小違いあれど裏社会とつながっているもの。ただヌード、セックスを見せて終わりではない。その辺の怖さは知っておくべきじゃないかと思うし、安易にAVの世界に引きずり込むべきではない。

 

話が大きくなったが、イベントに参加して思ったのは村西氏は

「俺はAVがあったから苦楽あったが今まで生きてこれた。AVすることに大儀あると思っているし、今後もこの世界から足を洗おうとは思ってない。

 もしAVがオナニーの一助以外の助けになることがあるなら、いろんな思いもあることを理解してもらえると助かる」

みたいなことを言いたかったのかな。と思った。

 

何のトークショーだったか忘れたが、AVがあるから性犯罪があるという人がいるが、ないと犯罪が減るのかというとそうではなく、実際AVのない国ではレイプ事件は多発していると言っていた人がいた。

AVがあるからこそ、最近ではサーバーが海外にあることと国は個人の通信を閲覧できないという利権に守られ、いわゆる性器露出あるAVがフツーに見れる。しかも無料で。

女性やフェミ活動家にとっては憤慨する話だろうが、そのお陰で性の捌け口があって性的事件が上げ留まっているという見方を、俺はしている。

そもそも吉原は江戸(東京)の大規模工事を行うために全国から腕力男性をかき集めなければならなかったが集めた彼らが性的事件を起こさぬように作ったのが吉原だという話を聞いたことがある。

 

村西氏の話に聞き耳立てて聞く必要はないと思う。

だけど彼の話を聞くことで、または読むことで、自分に持ってない視点を得ることはできるかもしれない。と思う。ただし彼の経験は全く参考にはならないけどねw あまりにも明後日過ぎて。

 

新人2二人、中堅2人の半分広告ではあったけど、どぶに捨てたという思いは全くない。