本気でやるなら課題の棚卸をすべき

いま私たちの社会、日本において様々な問題があります。
私や私達は立法と行政を監督と法整備などする立場にいる者として、日々多くの課題を抱えています。これらは短期間で終えられるものもありますが多くは年単位の長期間に及ぶ議論や調査などが必要であり立法化するにあたっても相応の期間を要します。
数々の課題を一度に平行して行うことは人員や予算の面からできない事から、上手くこなすには優先度と重要度をつけて上位から順に進めていく必要があります。

多くの方のご支援あって今わたしは自民党総裁内閣総理大臣の責にありますが、預けられた任期は1年です。実質1年を満たしません。
次期も続くか否かは今お話しするべきことではありません。この話は来年秋にして頂ければいい話だと思っています。
何れにせよ1年という期間しか私に無いことを、皆さんにご承知おき頂きたい。

日本の省は独立する復興庁を含めると1府11省1庁がありそれぞれに課題があります。1つの機関が10件の課題があれば全体で130件の課題があるということです。つまり全体がもつ課題は極めて多いということです。

本来であれば全て課題をリストアップしてから要する期間、予算を出し優先順位をつけたいところです。しかし先程申し上げた通り任期の1年にできることは限られており、コロナ感染病の件もあってすぐさま動かざるを得ない状況です。

しかし最低限のことはやっておきたい。任期中にできないとしても来期に繋がることを出来る限りやっておきたい。というのが私の責務だと考えています。

 

1つ目はコロナ感染病についてです。
今般コロナウイルス、COVID-19の問題が今年1月から、実質2月から未だに引き摺っています。この影響は病院や製剤などの医療界だけでなく、私たちの日常も脅かしており、オリンピックも順延せざるを得ない状況となり多くの人々が苦渋させられています。科学的なことは分科会に委ね続けることに違いありませんが、今後はより明確化するためにも次を提言し指示するものです。
1-1.コロナ予報日報
 コロナ予報日報とは天気予報のようなものと考えて下さい。
 前日前夜までに翌日のコロナ感染注意報を出します。各社各人はこれに従って行動を行ってください。
 また同様にコロナ週間予報も出します。週間天気予報と同じく向う一週間のコロナ感染危険度を表す予報です。
 予報は0~100で表す危険度、マスク着用の要否、勤務体制のレベル、外食や娯楽施設などへの休業要請の要否レベルを出します。
 引き続きコロナ撲滅までは密閉、密集、密接の3密状態と室内換気の徹底は厳守願いたいですが、日々の状態に予報をだすことでより具体的に認識して頂きたいのが狙いです。

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ここまで書いて疲れたのでやめるがw

ざっとこんな感じで1つ1つ薄皮剥ぐようにやっていくしかないと思う。

もちろん官僚から愚痴られ突っつかれるだろうが、省庁官僚を黙らせるのは内閣や国会しかない。

コロナ問題はむしろ復興庁の1機関に入れるべきだとさえ俺は思っているが、11の省の代表者に課題リストを上げさせて、各上位3位までを喫緊の緊急課題として取り組むべきだと思っている。(本当は10位までにしたいが、1年じゃ無理)

 

いま抱えている課題がなにで、解決するには何が必要か、そしてどれくらいの期間(工数)と予算が必要か棚卸は常に必要。

お店が毎月末や半ばに商品の棚卸をやっているのと同様、政治や行政の世界も毎月棚卸すべき。進捗表を出して、何が終わっていて、何が終わってないか。

出来ると言っていたことが出来てなかったとしても、それはそれで良い。
当時の担当者は責務から外される可能性はあるが、監督者が他の者を呼び寄せたり、作業者人員を増やしたり、予算を増やすなど、対策ができる状態にあることが重要。

 

菅にこういう棚卸ができる能力があるかどうかは分からない。

でも逆にこれができますと野党が言えたら、一気に野党に追い風が吹くと思う。でも彼らは自分達のことしか考えてないので無理だろうね。