日本の人口は4000万人が丁度いい

不都合な事実を言えば、鳥取県1個分どころではなく、東京都がまるまるロストしてるんです、っていう話 - arichika.taniguchi - Medium < https://medium.com/@arichika/%E4%B8%8D%E9%83%BD%E5%90%88%E3%81%AA%E4%BA%8B%E5%AE%9F%E3%82%92%E8%A8%80%E3%81%88%E3%81%B0-%E9%B3%A5%E5%8F%96%E7%9C%8C1%E5%80%8B%E5%88%86%E3%81%A9%E3%81%93%E3%82%8D%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%8F-%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E3%81%8C%E3%81%BE%E3%82%8B%E3%81%BE%E3%82%8B%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%97%E3%81%A6%E3%82%8B%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%99-%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%86%E8%A9%B1-2655caf9da21 >

[外国人最多の266万人、20代が3割 労働力支える (写真=共同) :日本経済新聞]
(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47203370Q9A710C1EA1000/)

 

日本が明治時代のころは人口4000万人だった。

1880年~1950年の間、
日露戦争日中戦争第一次世界大戦第二次世界大戦という大きな戦争があったにも関わらず約4000万人の人口増をしている。

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日本の人口統計 - Wikipedia

さらにもっと過去からの人口統計だと次のようになっている。

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歴史的に見た日本の人口と家族より

http://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/rippou_chousa/backnumber/2006pdf/20061006090.pdf

 

出生数で見ると、第二次世界大戦直後の第一次ベビーブームで急激に増えた後、1960年までの約10年間は出生数が激減している。

1960年から増え始めたのは第一次ベビーブームで産まれた子供たちが親となり子供を産み始めたのが背景にあると思われる。

ここで見るところは第一次ベビーブームは出生数250万人超だったが第二次ベビーブームは200万人強に留まっていることだ。これは約20年かけて約20%減していることを示している。つまり第二次ベビーブーム最高期の1973年から20年後の1993年は少なくとも出生数160万人まで下がり、更に20年後の2013年には128万人まで下がることを示唆している。

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出生数及び合計特殊出生率の年次推移-明治32~平成28年

https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/81-1a2.pdf

実際の出生数の減数を見ると、1993年は130万人あたり、2013年は120万人あたりだということがわかる。

ここで言えることは第一次ベビーブーム直後に大きく出生数を減らしたが第一次ベビーブーム頃に出生した子供が結婚出産して出生数を上げたが、第二次ベビーブームに出生した子供が結婚出産するころの1993年ごろが出生数が上がっていないことが、今日の人口大幅減の要因になっている。

では何故か?
1993年は「内閣府景気基準日付でのバブル崩壊期間」と位置付けられており、「 就職氷河期に該当する世代は、1970年から82年生まれの世代、1990年代半ばから00年代前半」と記されていることから、景気の大幅減退によるものが1要因だと言える。

その後、2000年のITバブル崩壊、2008年リーマンショックを受けてバブル崩壊に似た現象がここでも起こっていることが想像できる。

そして2021年、東京オリンピックで湧いた後は大きなプロジェクトがないため規模こそ小さいかもしれないが景気崩壊ショックで就職難の時期が再び来ると思われる。
益々出生数が下がる要因が待ち構えている。

 

私が人口4000万人が丁度いいと言っている理由は、単に人口4000万人だった明治時代でも経済は回っていたという凄く単純なところと、日本の何倍もの領土を持っているフランスは2000年に約6000万人、2019年に約6700万人で現在の日本の人口の約半分にも拘らず大きな経済(GDP、約2.6兆USD。日本は約4.9兆USD)が回っていることだ。

人口が4000万人になったら世界ランキングから外されることはどう見ても逃げられないと思うが、では生活できないほど追い詰められるかというとそうでもないと言えそうだ。だから人口が4000万人になったほうが良いのではというのが私の考え方。

そして。そろそろ国ごと単位で考える思考を辞めないかとも思っている。
いやたぶんこの思考を辞めるには300年はかかると思っているのだが、世界全体で考える思考を持つべきだと思っている。
いまは各国が自身の国の経済数値で戦っている。しかし超未来を考えたとき世界人口75億を超え100億人が見えてきた今、イーロンマスクではないが宇宙進出は本気で考えるべきときが100年後には絶対に見えている筈だと思っている。

そうなったとき宇宙空間に拠点を作るには一国ではどうしようもないことは現時点で明白であり、事実ISSは数か国が出資して建設、運営していることを考えれば、どんなに頑張ったところでロケット数本打ち上げるのが精一杯。

お互いの壁を少しでも下げ、または全廃して自由に協力しあえる関係でなければ所詮釈迦の掌の上で行っていることでしかない。

 

日本国内における外国人の人口が250万人を超えたと騒がれているが、それなら外国人をすべて締め出して日本は日本人だけが済める国にして、人口が減ろうが労働者人口が減ろうが自分たちがやりやすい空間をつくってやればいい。それだけのこと。

 

私は4000万人でいいといった。生活苦になることもないだろうと言った。
しかし人口減で騒いでいる人たちは本気で人口増について何一つ考えようとしていないようにしか私には見えない。だから自然と人口減になり、避けれない出来事になるのだと思う。