マイノリティであることを自覚する

最近ネットの記事に日本ダメだあというネガティブ記事が目立って目についている。
世界はグローバル化が求められていると言われて久しいが、現米大統領トランプでさえ
何年もかけて協議し合い結実目前のところでトランプ氏により破棄、アメリカが自国防衛
へ向かっていることの大きな表れになった。

さまざまな点で日本は海外と比べて特異な状態にあると言われている。それは事実だが
それを拒否する必要はない。

ここ数年でLGBT、同性愛者への偏見差別が謳われる。LGBTは同性愛者という言い方は
できるが更に広義でいえばマイノリティである。
マジョリティはマイノリティを受け入れようという動きが正であるなら、ガラパゴスであり
マイノリティの日本を受け入れる活動をするのも正であるべきである。


兼ねがね俺は言っているが、日本の人口は4000万人が妥当であり、そうであるべきだ。
明治5年の日本人口は3480万人だった。それでも経済は、日本は回っていた。
日本の人口が増えたのは食料を含めて安定供給されるようになったことに加え、
戦後の2度のベビーブームが急増させた。
しかし今の日本はバブル崩壊の後遺症をいやすことが出来ないままにいる。
2060年の人口は8600万まで減ると言われており、その先も減り続けるであろうと言われている。
他方世界を見ると中華13億人や米国3億人など1つの国で数国分の人口を抱えている国も
あるが、ヨーロッパに目を向けると現在でさえ人口6000~7000万人が多い。それでも
経済や国は機能している。(十分と言えないかもしれないが)

日本が人口1億を誇れたのは様々な偶然が重なり合ってできた、いわば運による産物だったと
捉えるべきで、実質はヨーロッパ並みかそれ以下の人口の方が安定しやすいはずである。

そして。他国と比べて特異性が強いのであれば、そして日本国内の企業は海外での成功を
志に持たないのであれば、この特異性、マイノリティを受け止め、その中でやっていける経営を
行えばいい。
世界がグローバル化を求めているからと言って必ずそれに従う必要はない。
身の丈に合ったことをやればいいのだ。

だから世界を目指したい人はどんどん世界に出ていけばいい。日本に留まる必要はない。
逆に日本に居続けたいのなら、マイノリティを愛すべきだ。