日本だと次の3社でシェアが占められている
・カレコ (三井不動産リパーク系)
タイムズは、
・ステーション数が一番多い
・トヨタ系車両が多い
・24時間以上のロングパック、夜間・深夜パックがお得
・少なくはないが売れ筋が多く種類はやや限定的
・月額1500。
・6時間以外は従量課金の料金体系
カレコは
・タイムズに次いで多い
・タイムズより高級車や車種が豊富 ・1ステーションあたりの車両数が少ない
・月額料が無料のコースもある
週末カーライフな人にとっては車を買うより月あたり2~3万円は安く済む計算になる。
週末の土日48時間占有で1.4万円+ガソリン分(16円/km)=月額 約4万円+以上。
マイカー(270万円)を買った場合、月額6~8万円払っている勘定になる(らしい)
カーシェアの良いところは
・ガソリン代は、カーシェア会社のクレジットカード払いができる(結局払ってることになるのだが)
・ステーションがレンタカー店より遥かに多い
・日替わりで車種を変えられる(飽きない)
・税金や任意保険、月極駐車場代、車検の煩わしさ、負担を一切気にしなくていい
・都市部に住んでいる場合はカーシェアのメリットは大きい(と思う)
デメリットは・・・
・完全予約制なので好きな時に好きな車がないことがよくある
・車内清掃はユーザー任せ。なので汚い場合もある (ガラスや車体も汚い場合がある)
・月会費が年1.8万円前後なので、使わないと無駄感がでてしまう
・人気の車種はすぐ予約で埋まってしまう(連休は早い者勝ち)
・メーカーオプションなど欲しいカー用品を付けられない (レンタカーもそうだが)
・さすがに好きな時間いくらでも使えるわけではない
・返却時、付けたカー用品を片付けないといけない
・返却時、必ず片付け・給油する手間がいる
・地方部、山間部に住んでいる方だと車を買った方がいいかも
先日、知人と旅行で1000キロほど走ってきたのだが、60時間ロングプラン+従量課金分で
約3.6万円だった。
ロングプラン分が2万円だが、給油を4回ほどやっているので、まあそうだろうなあ~の金額。
金額だけ見れば安くはないが、価値を見れば決して高いとは思わなかった。
昔、地方に転勤で住んでいたころは毎日車を使っていたから無くてはならなかった。
今は都市部なのでむしろ普段持っていると面倒で大変なだけだから、こういうサービスが
あって本当に良かったと思っている。
カーシェアリングを運営する企業側のメリットは
・人件費削減。 ステーション(店舗)ごとに人員配置が不要
・人件費削減。 給油、清掃はユーザー任せなので負担なし(基本的に)
・効率化。 予約などは全てWebなので、予約窓口が要らない
といったところだろう。
やはり人件費を大幅にカットできるメリットは計り知れない。その分、レンタカーよりも
割安の値段をつけられるので集客力がでる。
今後の課題は、レンタカーでは出来る「乗り捨て利用」だ。
試験的に導入されているものの、かなり限定的な利用しか許可していない。
乗り捨てを認めてない理由は、ステーションごとにオーナーが異なることと配車マネージメントが
できないことがあるからだろう。(と思う)
全車両が同じ車種なら乗り捨てされても良いかもしれないが、Aステーションに本来はない
車両がAに停まっていたら誰かがBステーションに戻さないといけなくなる。
大阪から乗ってきた車を東京で乗り捨てできるなら便利なのだが、システム上そう簡単に
できないのだろうなあ。