黎明期も今も本質的なところは変わり映えないよ ~自主製作CGアニメ

結局、ゲームやドライブや映画など余暇の時間を製作の時間に充てて、学校や仕事から帰ってもコンテやシナリオ作ってCG作ってってやってる人が残っていってるだけ。

黎明期と今の違いって、単に層が厚いか薄いか、人が多いか少ないかの違いでしかない。
しかし明らかにインパクト大きいのは、10年前のCG製作環境は今では何分かの一で買えちゃうってこと。
それはグラフィックボードを取ってみても、10年前の最高級グラボは今や1万円台?いやそれ以下で買えてしまうってことだよ。10年前と比較しなくても5~6年前のものでも1万円くらいで買えちゃう。CPUだってそう。
MMDやボカロだって10年ほど前にリリースされたけど、今は更に使いやすくなっている。
あとは本人のやる気次第、モチベを保っていく気力次第だよね。

MMDは取っつき易いフリーソフトだが、もっと凝ったことをしたいならUnity、Unreal4だって無料で使える。
モデリングは無料版のメタセコイヤで足らなければ有償版買えばいいんだし、重くてもいいならBlenderだってある。
なにも3DMax、Maya、Litewaveを買う必要はない。(高い品質もとめたら買わざるを得ないと思うけど)

動画編集だって、なにもAdobeのafterEffect買わなくてもAviUtlでもいいんだしさ。

審査員や見てくれる客が見るのは、微に入り細に入りとどこまで追求して、工夫してやってるのかを見るので
エッジにノイズが載ってたり、編集が荒かったりしたら、どんなに高画質でも見る側は気が失せるよね。
最後のエンコーディングが完了するまで集中力を欠かさずにできるかどうかだと、俺は思うんだけどね。
そういうことが出来る人が残っていくのは、昔も今も変わらないよ。
ただ人が多ければいいってもんじゃない。




[新海誠監督、たつき監督を送り出したCGアニメコンテストの代表に、自主制作CGアニメの現在と課題を聞いてみた | ニコニコニュース](http://news.nicovideo.jp/watch/nw3123700?news_ref=nicotop_topics_pick)