大学の研究を根本的に変えていく仕組みを作るべき

乱暴な言い方をすると大学側は金くれということだが
でももう国でさえ出せる金はない。
国民からの借金は1000兆円を超え、一人当たり1000万円の借金をしている状態にある。
更には消費税は8%に留まってはいるものの近い将来10%は必ずきて、次に15%、20%
になる可能性が高い。そういった状況でどこでお金を作るのか。

研究したいから金をくれ。

と言うのは簡単だが、その金をどこから捻出するのか?という問いには
ノーベル賞受賞者でもベストアンサーは出せないと思う。


少子化の一途の時代。どこもかしこも借金地獄で首が回らない状態。
成果が出るか否か分からないものに投資するだけの力はもうない。

いつまでも受け身にならず、例えば民間企業と手を組む、
キックスターターで資金を集めるをはじめ、自ら開発した製品を
売って金にするのも手だと思う。そういうことをやらずしてただ
金クレだけではこれからは相手にしてもらえなくなる。

研究者がそういったことを考えるのは当然だが、学校自体が、いままで
学生を入れてたら儲かっていた時代は過去のもの。
教授たちの研究を使って商売を始める!くらいの柔軟さがないと
生き残れないと思う。


繰返しいうが、研究したいから金をくれと言うのではなく、
これで稼ぐのでその為に資金支援して欲しいと言ういい方をしないと
もうダメだよ。


大隅氏 日本からノーベル賞受賞者出なくなる | NHKニュース
<http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161012/k10010727171000.html>