だいたいどうやって検証するのか。何が検証対象になっているのかが不明瞭。という見地から、本当にどれだけの意味や効果があるのかに対して疑問。
韓国側が止めろといっていることも不思議でならない。
韓国側の立場からすれば、例え日本側が河野談話を検証したとしても韓国側は結果を受け入れない、反故にするといえば済む話。
日本が国連や国際社会に確かな証拠であることに同意、署名を求めて揺るがない記録にするのであれば、それは韓国にとって痛手になるだろうが、今回の話はそういうところまでやろうという話ではないと思う。
竹島のことも、尖閣のことも、結局政治利用しているに過ぎず、自国の先祖たちが始めて見つけた領地、領土だし、先祖の御霊がいる聖地だから母国の領土だという純粋な気持ちからくる主張で言い争っているわけではない。
国際社会において、これが正である、という記録は取られていない。これが一番の問題だと思う。
例えばポツダム宣言などのように世界の歩みとして永久記録されるようなものであれば、それを証拠に正か否かを言い切れるが、慰安婦や竹島や尖閣といった問題はそういう記録はされていない。だから長々と問題になっているのだと思う。
結局のところ、相手国が自国のことを非難していることって、今生きている人たち全てが死に、語りつがられる数が圧倒的に少なくなり、ほぼ忘れ去られるようになるまで、ずっと相手を非難し続けると思う。
そこに至るまでには数百年～数千年はかかるように思う。
時事ドットコム：河野談話検証の中止要求＝「歴史認識の根幹崩す」－韓国
<http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014022100302>
